12/03/25 13:49:25.28 FhJnCyAm0
「瓦礫が復興の邪魔になっている」という言葉は
意味不明です。
被災地では、住民生活が営まれる場所(街中や道路)では、
瓦礫撤去はほぼ終わっており、復興を妨げる状況ではあり
ません。
(色んな雑誌週刊誌が、被災地の地震直後、現在の定点観測写真を載せています。
街中や道路などに今も放置されているものは少ないです)
現在は、街中や道路などから撤去された瓦礫が決められた場所に
大量に集積されている状況です。
その集積場の様子は最近よくテレビで放映されています。
(確かに集積場には瓦礫が大量にあります。)
しかし、集積場の瓦礫が、道路を寸断したり、宅地に放置されて
建築の障害になっているわけではありません。
日常生活する場所(街中や道路)からは撤去されているわけですから、
集積場に大量に瓦礫があるから「復興できない」というのは意味不明です。
また、今回の瓦礫の量は阪神・淡路より少し多いだけです。
阪神・淡路では3~4年で地元兵庫大阪でほとんど処理しました。
(下記の「兵庫県資料の10ページ」にあるとおり、
ほんの少し関東の一部の自治体(横浜、川崎、埼玉県東部清掃組
合)にお世話になりました)
阪神の際は、全国中の自治体に瓦礫処理を助けてもらったわけではなく、
関西だけでなんとかしました。
なぜ今回は、全国広域処理なのでしょうか?
(瓦礫総量:参考)
東日本大震災 2252.8万トン
岩手・宮城・福島三県で、
それぞれ、475.5万t、1569.1万t、208.2万t
の総計2252.8万t(平成24年3月発表)
阪神大震災 2,000万トン
出所1: 阪神・淡路大震災におけるガレキ処理
・活用に関する調査と考察 運輸省
(平成10年)
URLリンク(www.pari.go.jp)
出所2: 阪神・淡路大震災における災害廃棄物
処理について 兵庫県(平成9年)
URLリンク(web.pref.hyogo.jp)