12/02/21 23:56:17.22 cHd9tpKk0
『杉の花粉ですら100Bq/kg以上放射能汚染されている所が多く存在している』
『杉の花粉ですら』というよりも、これは『杉の花粉だから』である。
杉は平地ではなく、標高の高い山の斜面にあるので、その山の斜面がどちらを
向いているかでも同じ山の杉でも大きく放射性セシウムの濃度が異なってくる。
生きた杉は山の斜面に3月の風や雨で降下した放射性セシウムを根から吸収して
葉へと運ばれて濃縮される。大地に深く広く根を張った杉は生物濃縮で沢山の
水分と一緒に有機物・無機物を吸収して成長する速度が他の堅い木に比較して
非常に早く成長する。さらに花粉は乾燥して相対的に濃縮度を増す。だから、
杉の乾燥花粉が数百~数千Bq/kgならば、平地の津波がくるような場所の汚染は
大したことがないと容易に推定できる。
反原発の人は、道路なら舗装された道路の端の段差のところに土や落ち葉などが
溜まった濃縮が起きているところを探してセンサーを押しつけて高線量がでたと
騒いで、あたり一面がその線量の汚染地帯になっているかのごとくに吹聴する。
過ぎたる及ばざるがごとしというように、やすぎは宜しくない。
スギの雄花に含まれる放射性セシウムの濃度
URLリンク(www.rinya.maff.go.jp)
岩手県陸前高田市矢作町 283(Bq/kg:乾重)
東京都八王子市裏高尾町小仏 398(Bq/kg:乾重)
神奈川県逗子市沼間 486(Bq/kg:乾重)