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住民説明会で反対の声 小諸の放射性物質含む焼却灰受け入れ
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小諸市御影新田にあるフジコーポレーション(佐久市)の最終処分場で、
放射性物質を含む焼却灰などを県内外から受け入れていることに住民から不安の声が出ているため、
県は28日、住民説明会を佐久市の県佐久合同庁舎で開いた。
明星大(東京)理工学部の宮脇健太郎教授と県職員が、放射性物質の管理の現状などを説明した。
約300人の参加者の納得を得るには至らず、受け入れに反対する声が相次いだ。
宮脇教授は、廃棄物の処分には幾つもの安全対策を講じる重要性などを説明。
県環境部は、同社が焼却灰とセメントなどを混ぜ、圧力をかけて固める手法を採っており、
国より厳しい基準で受け入れていると強調した。
同社や県の調査で、放流水や地下水から放射性セシウムが不検出だったデータも示した。
意見交換では、参加者が「安全神話が崩れたのが原発事故の教訓。
安全な所に(放射性物質を)広げるべきではない。
他県から受け入れない基準を作れないか」と発言。
県は、県内の廃棄物も県外に出していることなどから困難とした。
別の参加者から、空間放射線量などの調査に住民が参加できるようにする提案があり、
県は「やる方向で検討したい」と回答した。
また、「1回の説明会では納得できない」との意見があり、県は追加開催を検討するとした。
県内では、同社のほかに飯山陸送(飯山市)も放射性物質を含む
廃棄物を中野市の処分場で受け入れており、県は同様の説明会を検討するという。