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□「ｺｸｻｸｶﾞｰ」
原子力委員会 新大綱策定会議（1月26日）
URLﾘﾝｸ(www.ustream.tv)
（1：39：55くらいから）
金子勝氏 慶応大学 経済学部教授
「私の分野で『失敗する公共事業』の典型的な事例は」
「審議会で『これから成功する』『必ず成功する』が繰り返されるんですね」
「それで、本当の意味で失敗の原因についてはタブーになるんですね」
「原因の究明と検証みたいなものがあって何を克服する課題なのかということについてあまり説得的な説明がない」
「でしかもこの仕組みというのが、電力料金にどんどん再処理コストを乗せていっちゃえば」
「当面計算が合わなくても何年か先に上げちゃえばいいだろう、ということができるんですね」
「経産省の省令で変えられてしまう」
「ここに『不透明性』と『国民負担を無視するようなチェックが利かないような仕組み』が働いているんではないかと」
八木誠氏 電事連会長 関電取締役社長
「（再処理）事業自体はある一つの企業の事業ではなく国家のエネルギー戦略の中の位置づけでありますので」
「なおかつ日本としての、わが国固有の技術を開発していこうという一つの大きな戦略の元に」
「国として、事業者も一緒になってやっている政策でありますから」
「一つ一つ時間をかけ、もう一歩のとこまで来ている段階で、確かに時間がかかったことについては否定はしませんが」
「これは国家全体のエネルギー政策と併せて議論すべきことであって、単体で議論すべきことではないと思います」