12/03/04 17:26:37.70 ZZcNI8ZX0
>>329
>それにしても1Bq/m^3がまるで薄いという人には驚いた。
>10万倍から100万倍空気と比較して高濃度のセシウムを排出していたら
>汚染していると言える。
↑
環境大気と比較すれば高濃度であることは間違いありません。
それは、放射性セシウムが元来環境大気中に殆ど存在していなかった
ことを考えると、仕方がないことでしょう。
問題は、周辺住民への健康に影響があるか否かです。
1Bq/m^3というのは、セシウム137の吸引摂取の係数3.9×10^-8を用いて
年間の被爆量を計算すると、せいぜい0.3mSV程度です。
勿論、これは煙突排ガスを直接吸うというとても極端な想定で、
実際は拡散により、周辺大気濃度はこの100万分の一程度になります。
つまり0.0003uSV/年 ですよ。自然放射線を1分浴びる量に等しい程度。
瓦礫焼却に反対する方は、0.0003uSV/年の被爆がどうして危険なのか、
科学的に説明してくださいよ。
>安全な濃度であるかどうかではない。安全であれば汚染を受け入れろというのも
>おかしい。安全の基準は人それぞれで主観が入る。
↑
安全でも受け入れない、と言っている様なものです。
匿名掲示板とはいえ、こんな身勝手な意見を、よく堂々と書き込めますね。
安全の基準は、素人が勝手な主観で決めるものではなく、学識のある人たちが
科学的知見を以って決めるものです。
>ならば、清掃工場でゴミを燃やしても空気が現状をキープできる濃度
>(環境中の100倍までであれば環境中に放出しても希釈されると言えるだろう)
>に抑えられているかどうかじゃなかろうか?
↑
東京都のデータだと、環境大気中の放射性セシウム濃度は殆どがNDですが、
日によっては0.0001Bq/m^3を検出するみたいです。
URLリンク(www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp)
上で述べたとおり、煙突排ガスは100万倍に希釈されるので、排出濃度が
数十Bq/m^3を超えるあたりから、環境大気濃度が有意に影響される、と
考えますが如何でしょう。