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イセエビ・セミエビ類幼生の輸送分散
URLリンク(phyllosoma23.web.fc2.com)
千葉県以南の本州の太平洋側、九州沿岸、種子島、奄美大島、屋久島の
イセエビ幼生が黒潮の流れに乗って成長する。福島沿岸から流れてきた
放射性物質や日本海側の河川から流れてきた放射性物質を蓄積している
微生物(プランクトン)を食べてイセエビ幼生は段々と大きくなりながら、
黒潮反流で元の生まれ故郷に戻ってくる。イセエビを採集し,DNA解析を
2007年に行ったことで、幼生が黒潮反流で戻ってくることが解明された。
東経137度線を横切る黒潮流量
URLリンク(www.data.kishou.go.jp)
URLリンク(www.esst.kyushu-u.ac.jp)
本州南方における東向き流量からその南側の西向き流量(黒潮反流)を
再循環する量として差し引いた正味の東向きの値を黒潮の流量とすると、
平均黒潮流量は30メガm3/s(30,000,000立方メートル毎秒)程度である。
流れの連続性から流出量は流入量に等しいので太平洋側に新しい海水が
毎秒30,000,000立方メートル流入して沿岸の放射性物質の希釈と除染に
貢献していることになる。
この黒潮による除染を効果的に加速する為に、関空で堰き止められて
堆積したヘドロのような海底のホットスポットを掻き回す必要がある。
海底のホットスポットを攪拌して黒潮にのせる。海底攪拌船を使って、
海底の堆積物を混ぜるだけで、沿岸の放射性物質が激減する。