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東京 がれき受け入れ本格化へ
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東日本大震災で出た宮城県女川町のがれきについて、東京23区の自治体は、
試験的な焼却をした結果、放射性物質の濃度などが国の基準を下回り安全性が
確認できたとして、ことし3月から本格的な受け入れを始めることになりました。
東京23区の自治体は、多摩地域の自治体とともに女川町で出たがれきを受け入れようと、
先月、都内の2つの清掃工場でがれきを試験的に燃やして、放射性物質の濃度などを調べました。
その結果、排ガスや焼却灰に含まれる放射性物質の濃度が、国が埋め立てができるとする
基準などを大幅に下回るか、検出されなかったとしています。また、がれきの焼却前とあとに、
清掃工場の周辺の放射線量を測定した結果、その数値にほとんど変化がなく、
がれきを燃やした影響は見られないということで、安全性が確認できたとしています。
このため、23区の自治体は、がれきを焼却する予定の清掃工場がある合わせて16の区で、
今後、住民説明会を開いたあと、ことし3月から本格的ながれきの受け入れを始めることになりました。
23区でのがれきの受け入れは来年3月まで行われ、1年間でおよそ5万トンの
受け入れを予定しています。
がれきの焼却に当たる東京二十三区清掃一部事務組合は、「今後も放射性物質の濃度の測定を
続けて結果を公表しながら、安全性を確認して受け入れを進めたい」と話しています。
('A`)<馬鹿野郎