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録画日時 : 2011/12/25 12:55 JST
111225 リアリティツアー2011 ~東京電力会長・勝俣さんにお手紙を届けよう-1
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111225 リアリティツアー2011 ~東京電力会長・勝俣さんにお手紙を届けよう-2
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【要塞勝俣屋敷】テルアビブの米国大使館よりも堅牢―炭小屋に身を潜める電力業界の最高権力者
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日本国民を放射能の恐怖に陥れ、福島県民の生活を破壊しながら、誰一人として
責任を問われない東京電力。その頂点に君臨する勝俣恒久会長の屋敷(新宿区
左門町)は、テルアビブの米国大使館よりも堅牢だった。正面は分厚いコンクリートの
壁だらけで窓はない。要塞さながらである。ポリスボックスまで設けられており、
警察官とガードマン(ALSOK)が守りを固める。
JRや民間の工場などが大きな事故を起こしたら、警察の捜査が入るのが普通である。
責任者に安全管理義務違反があれば、「業務上過失傷害」などで検挙される。
ところがチェルノブイリ原発事故と同じ世界最大級の事故を引き起こしていながら、
東電の刑事責任を問う動きは全く見られない。ならば、市民が怒りの声を挙げようと直接の行動に出た。
勝俣邸を訪ね「東電の解散」を迫ろうというのである。題して「勝俣さんちに
お手紙を届けよう」 (主催:リアリティーツアービューロ)。吉良邸討ち入り
(12月14日)からは11日遅いが、市民たちが怒涛のごとく押し掛けた。炭小屋に身を
潜める電力業界最高権力者の顔が浮かぶほどの迫力だった。
新宿アルタ前を出発したツアーの一行約100人が勝俣邸につながる路地に差し掛かると、
警察隊が路地入口を封鎖した。デモ隊ではない。公道を整然と歩こうとする市民を
警察が規制する理屈は何だろうか。「道は皆の物じゃないか、通せ」と怒号が
あがると、警察は制服警察官を増員し守りを厚くした。
「放射能をばら撒いた犯罪者をどうして警察は守るんだ?国民の税金を使って犯罪者を守るな」。
警察に対する抗議の声もあがった。