11/10/10 12:38:33.77 dG49xPM70
茨城のおじさんです。
>>364
γ線モードは20秒・200秒間のガイガー管のカウント値からSv/hへの変換。
β線モードは同様のカウント値の平均をcpmにて表示。
Amモードに切り替えた時点でγ線とβ線の測定モードはキャンセルされます。
Amモードはプリピャチ独自の換算モードだと思われます。
基本的にはガイガー管のカウント数の累計ですが単純にカウント数を累計するのではなく、なんらかの移動平均のような計算をしているようです。
数値の上がりかたを見るとガイガー管のカウントが無い時は数値がさがります。
よってAmモードで測っているのは(遮蔽板をはずした状態で)γ線とβ線を含んだプリピャチ独自のガイガー管の食品類の計測用カウント値となります。
同様な食品の計測モードはRKSBやANRIにもあります。
ただし他の機種はそのままガイガー管のカウントを累計しています。
RKSBの場合は装置が自動的に400秒でカウント値を表示し、差分に20の係数をかけることでBq/kg表示できます。
但し測定値のばらつきは時間が短い為、この3機種のなかでは大きく、5回平均でやらないといいデーターはとれません。
ANRIの場合は自分で時間をみながらSTART/STOP、計算の際に時間を考慮して換算できます。(Ci/l)
測定する対象の汚染度により測定時間を調整できるのである意味一番合理的な設計かもしれません。
単純にカウント数を累計してくれるので他の単位も計算で出すことが出来ます。
プリピャチのいいところは連続測定ができるところですが、Amモードの際だけでも自動的に時間でストップしてくれたら本当に使いやすいガイガーなのですが。