12/05/01 21:54:33.39 rYymVE8A0
『学校に避難した人たちは、ラベルのついた新しい毛布を支給されていた。
一晩のことに何でそんなに甘やかさねばならないか私はわからない。
避難したら新聞紙を床に敷いて、何枚も重ね着をして眠って当たり前だ。
それがいやなら、早めに毛布や蒲団を背負って避難するだけの個人の才覚の
訓練が要る。
お弁当なども行政は配る必要はない。天気予報を聞くことができるシステム
があるのだから、自分で歩けない老人や障害者は別として、避難する時、
食料は自分で持って来るのが世界の当然だ。』
(曽野綾子「透明な歳月の光」より)