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●「本当の原発発電原価」を公表しない経産省・電力業界の「詐術」
URLリンク(www.jiji.com)
火力の燃料費増加分をそっくり料金に上乗せするというのは、全く論理性を欠いている。
もしそれが正当なコストの反映なのだとしたら、原発というのはいくら動かしても一銭もかからない存在で、
コストはゼロだということになってしまう。コストゼロというのは大抵の場合は「大ウソ」である。
~中略~
電力会社自身が原発の設置許可申請の時に、経産省の電源開発調整審議会(現・電源開発分科会)に
提出した資料を見ればよくわかる。それによると、日本の主要な原発の1kWh当たりの発電原価見積もりは、
「泊1号機17.9円、女川1号機16.98円、柏崎刈羽5号機19.71円、浜岡3号機18.7円、大飯3号機14.22円、
玄海3号機14.7円」となっている。5.3円なんて原発はどこにも存在しない
~中略~
電力料金は「総括原価方式」で決まる。電力会社が社員の給与まで含めてかかった費用全部(原価)と、
それに一定(現在は約3%)の報酬(利益)を上乗せして、電力料金収入とするのだから、
絶対もうかる左うちわの地域独占である。現在時点での原価を、できうる限り明らかにするのは、
電気事業者と監督官庁の契約者に対する義務だろう。