14/03/15 11:26:48.61
つまり、小保方博士の研究結果は、肯定されたわけでも、否定されたわけでもない。まさしく△。
将来、結果的に〇になることもあれば、残念ながら×になることもある。
だが、仮に×になったとしても、小保方博士の研究結果は、「細胞の初期化メカニズムに迫る上で、極めて有用です」という山中教授の言葉どおり、意味のある発見なのだ。
いずれにしても、この△を△だと認め、どうしたら○にできるかをとことん考えさせ、○に近づくための議論をとことんして、実際にとことん試してみる。
そのめんどくさい作業を繰り返すことのほうが、「白黒を早急に見極める」ことよりも大切なんじゃないだろうか。
それを、今、まさしく「ING形」でやろうとしているのだから、それはそれでいいじゃないか。
小保方博士だって、「100年後の実りを信じて頑張りたい」と言っていたじゃないですか。
いったいなぜ、外野たちが、勝手なコメントを言い、「〇か?×か?」みたいな報道ばかりが繰り返されるのか?
新しいものは常に混沌としていて、実に曖昧で、貧弱だ。だからこそ、おもしろい。
そもそもこの世の中に、最初から決まった正解などない。
なんでもかんでも拙速に白黒つけることは、一見正しいようでいて、大切な芽をつぶししてしまう。
「成熟するということは、曖昧さを受け入れる能力をもつということ」―。
このジークムント・フロイト(オーストリアの精神分析学者)の名言を、私なりに解釈をすると、
「なんでもかんでも拙速に白黒つけたがる人たちは、未熟だ」―
ということだ。
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