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人で初のSTAP細胞か ハーバード大が写真公表 変化する能力を確認中
2014.2.6 11:50
人で初めてとなる万能細胞「STAP細胞」の可能性がある細胞の顕微鏡写真を、米ハーバード大のチャールズ・
バカンティ教授のチームが5日、公表した。日本の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の
小保方晴子・研究ユニットリーダーらと開発したSTAP細胞作製法を使い人の皮膚細胞からつくった。人として初めて
のSTAP細胞であることが確認されれば、臨床応用への期待が大きく膨らむ。
バカンティ教授は共同通信の取材に「マウスのSTAP細胞とよく似た特徴を示している」と説明。さまざまな種類の
組織に変化できる能力を持っていることを示す遺伝子が働いているかどうか分析している。
同教授によると、新生児の皮膚線維芽細胞に弱酸性溶液による刺激を与え、約1週間後にマウスのSTAP細胞と
よく似た球状の塊をつくることに成功した。
ハーバード大のチームはサルのSTAP細胞の作製に成功し、脊髄損傷を起こしたサルに移植する実験で「驚くべき
成果」を出したという。(共同)
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