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STAP論文 理研は疑問に正面から答えよ(3月12日付・読売社説)
「STAP細胞」の作製に成功したという理化学研究所などの論文に、疑義が生じている。
体の様々な細胞に変化する新たな万能細胞として、世界の注目を集めただけに、残念な事態である。
理研は11日、「STAP細胞を作製した事実はある」と主張しつつ、一方で、論文の撤回を検討していることも明らかにした。まずは事実関係をきちんと説明し、疑問に答えねばならない。
問題となっているのは、理研の小保方晴子ユニットリーダーら内外の14人の研究者が1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した2本のSTAP細胞論文だ。
マウスのリンパ球を弱酸性液に浸し、強い刺激を与えるだけで作製できる点が画期的とされた。
ところが10日になって、論文の著者の一人である若山照彦・山梨大教授が、小保方氏らに論文撤回を呼びかけた。STAP細胞の多能性を示す画像が、小保方氏の別の論文に使用した画像と酷似していることが判明したからだ。