14/02/23 01:01:32.00
>>837
この画像はおそらく、3日間、倒立顕微鏡のステージ培養器の上で細胞を培養し、
低倍(おそらく10倍)の対物レンズで撮影したもの。10倍のレンズを使用した
理由は、GFPを発現する確率が低く、広視野で多くの細胞を見て、光った細胞だけ
解析したのだろう。
画像の特徴から、10倍の位相差レンズで撮影している。ただし、調整不良で
コンデンサーの輪帯絞りがずれて斜光照明になり、DICモドキの陰影が出ている。
画像の解像度が時間とともに悪くなるが、培養でディッシュ内の培地が蒸発し、
コンデンサー側の光の集光位置が変わるためだ。Fig1fのd3の画像で、一番上の
細胞の内部が黒く見えているが、これは、輪帯絞りからの光の集光位置変わり、
輪帯照明特有の点像分布関数の成分が細胞の画像にたたみ込まれた為と思われる。