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読売新聞:論文改ざん「焦りあった」 独協医大、会見で明かす
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服部良之・元独協医科大教授(57)が研究論文の実験画像を改ざんしていた問題で、同医大は27日、県庁で記者会見し、
服部氏が不正行為を行った動機として「論文(の本数)の生産性を高めたいという焦りがあった」と打ち明けていたことを明らかにした。
同医大に学外から告発文が届いたのは昨年1月。服部氏が同医大の内分泌代謝内科に在職していた2002~11年、
講師らと共同執筆した論文27本の69か所に不正があると指摘され、同医大は調査委員会を設けた。
同委は論文10本の46か所に改ざんなどがあったと判断。昨年4月、服部氏を諭旨退職とした
。論文の著者は服部氏のほか延べ23人。同医大は23人が「論文は服部氏に任せていた」などとみて、不正に関与したのは服部氏だけだったとした。
吉田謙一郎副学長は、「過去の実験で鮮明にとれた画像を別の実験結果として使うなどしていたが、
論文の結論を左右するものではない」とし、国から受けた科学研究費補助金は返還しない方針を示した。
(2012年1月28日 読売新聞)