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県教育委員会は２４日、県庁で定例会を開き、通勤手当として認められた区間より、
実際は短い区間で高速道路を利用し、不正に約４４万円を受給したとして、
中予の県立学校に勤務する５０代男性教諭を戒告の懲戒処分とした。処分は２４日付。
県教委によると、教諭は２０１０年２月から１２年１０月まで（高速無料化期間を除く）の２１カ月間、
認められたインターチェンジ（ＩＣ）間より、距離が短くなるＩＣ間を利用。
この場合では、高速料金分の手当が一切支給されないのに申請していた。
１２年１１～１２月に学校が行った調査で発覚し、教諭は今年１月に全額返納した。
教諭は「認定区間内ならば、どこから利用してもいいと勘違いしていた」と釈明したという。
処分の審議は非公開で行われた。