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長崎市議会の東満敏議員(69)が、乗用車を路線バスに接触させて逃げ去ったとして、県警長崎署から任意で事情聴取を受けていたことがわかった。同署は道路交通法違反(当て逃げ)の疑いがあるとみて調べている。
長崎署によると、平成22年8月27日午後3時頃、長崎市恵美須町の市道で東議員が乗用車をUターンさせようとしたところ、前方で信号待ちをしていた長崎バス(本社・長崎市)の路線バスの右後方部に接触したという。
バスの運転手がサイドミラーで車が走り去ったのを見て、ナンバーの一部を覚えていたため、営業所を通じて同署に通報した。
乗客約20人にけがはなかった。
東市議は取材に対し、「27日夜に署から連絡を受けるまで、接触したことに気付かなかった。
しかし、状況などからみて(接触したのは)間違いないと思う」と話した。
28日に長崎バスを訪ねて謝罪したという。