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外国人の住みよい街考える
留学や仕事で北九州市で生活している外国人が参加して、外国人が住みやすい街づくりを考えようという
フォーラムが開かれました。北九州市八幡東区で開かれたフォーラムには、およそ６０人が参加しました。
フォーラムでは、▼外国人として市内に滞在して困ったことや、▼外国人が住みやすい街づくりのために必
要なこと、などをテーマに、市内に住む４人の外国人と国際関係の専門家が参加してパネルディスカッション
が行われました。
この中で北九州市立大学の大学院に留学しているベトナム人の女性は、「最近はアルバイトで学費を稼ぐ
留学生が増えているが、外国人というだけで採用されない場合がある」とみずからの経験を話しました。
また市内で商社を経営している中国人の男性は、「外国人が会社を設立する場合、日本人よりも条件が厳
しくて不便だ。日本人と同じ条件にしてもらいたい」と訴えていました。
北九州市によりますと、市内には、およそ１万２０００人の外国人が生活し、１０年ほど前から年々増加して
いるということです。
主催した団体は、フォーラムで指摘された意見が生かされるよう市などに働きかけていきたいとしています。
02月26日 17時47分
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)