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「コムシティ」市が購入方針(2011年02月15日15時12分)
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北九州市のJR黒崎駅前で、商業フロアが7年以上、閉鎖されたままになっている複合商業ビル
「コムシティ」について、北九州市は、15日、商業フロアを所有する民間会社から3億5000万円
を上限に購入する方針を決めました。北九州市八幡西区のJR黒崎駅前にある「コムシティ」は、
8年前に第3セクターの運営会社が自己破産したあと、沖縄県のリゾート開発会社が4年前、この
ビルの商業フロアをおよそ24億5000万円で買い取りました。
しかし、テナントの誘致が進まず、民間企業への売却の見通しも立たないため、去年12月、市に
買い取りを求めていました。
北九州市の北橋市長は15日会見を開き、商業フロアを3億5000万円を上限に購入する方針を
明らかにしました。
購入の理由について、北橋市長は、副都心である黒崎地区の活性化にはコムシティの再生が欠
かせないことや、地元の住民団体や経済団体から市の購入を求める声が多かったことを挙げて
います。
今後の利用方法はまだ決まっていませんが、商業施設だけでの再生は難しいため、公共施設や
民間企業のオフィスの入居も検討し、2年後の再来年3月までに全面的に開業することを目指す
ということです。
市は、「コムシティ」の建設をめぐって36億円近くを融資するなどしましたが第3セクターの自己破
産により、およそ30億円が回収出来なくなっています。