捕鯨問題新規スレッド 39頭目at KOKUSAI
捕鯨問題新規スレッド 39頭目 - 暇つぶし2ch504:名無しさん@お腹いっぱい。
13/09/19 22:47:58.49 Ekq0wnC1
(続き)
URLリンク(icrwhale.org)
P.13

 ところで、RMPの特性として、鯨類資源の最大限の持続的利用を実現するという観点からRMP
をより効果的に適用するためには、資源の分布に適合した小海区の設定が必要になる。上述の
通り、JARPAの目的には、系群の分布や構造に関する不確実さを減らすことが含まれているので
あるから、JARPAが所期の目的に適った成果を上げれば、それがクロミンククジラについてRMP
の適用条件を改善し、ひいてはその下での資源管理の改善、持続的利用の促進に役立つという
ことは合理的に推定できる。上記のIWC/SC報告書の引用部分(下線部)はまさにこの点を指摘
している。
 以上の検討から、IWC/SC報告書がJARPAの成果は「RMPの下での管理のために必要ではない
(while not required for management for under the RMP)」と述べているのはJARPAへの批
判や消極的評価の主旨ではなく、2つの情報だけで捕獲限度を算出するというRMPの特性を記述
している以上の意味を持たない。したがって、Triggs(2000)がJARPAを批判する文脈でこのJA
RPAレビュー報告書を引き合いに出していることは、報告書の主旨に反し、不適切である。また、
IWC/SCがクロミンククジラの資源管理を改善する可能性があるとしてJARPAの成果を高く評価し
ている通り、Triggs(2000)の仮定に反して、JARPAは「何らかの科学調査」以上の内実を有し、
JARPAは鯨類資源の持続的利用の実現という条約目的の促進に直接貢献する可能性を持った重要
な科学調査であると言える。
 ところで1993年にIWC本委員会が、IWC/SCが全会一致で勧告したRMPの受け入れを拒んだ時、
当時IWC/SC議長であったフィリップ・ハモンド博士(英国)は、一部の政府代表が「科学小委
員会の報告書から文脈を無視して都合の良い箇所だけを選び出し」、あたかも「科学的」理由
があるかのように主張してRMP受け入れに反対したと非難したことがある。このハモンド博士の
指摘は、上記のJARPAレビュー報告書の解釈についてのTriggs(2000)の立論やこれに類似の反
捕鯨国・団体の主張にもそのまま当てはまる。


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