12/06/18 20:29:15.44 E4JYPtF9
>>305
>「捕獲限度量計算式に調査捕鯨によって得られた繁殖力の実測値を入れた場合」
それをやると現在の資源量がMSYレベルであると仮定することになるんだね。
現在繁殖力をそのまま入力するってことは、最大の繁殖力が今の値だとすることになり、
本来入れるべき値よりも小さな値を入れてることになる。
だから初期資源量の仮定される範囲から、MSYレベルよりも資源量がどれだけ増えているかを計算して、
それに応じてMSYレベルの繁殖力を計算し、それを捕獲限度量式に入れなきゃならないってこと。
>初期資源量の値は「捕獲限度量が算出されるまで完全に不明なまま」だ
完全に不明なら、確かに現在繁殖力を捕獲限度量式に入れるしかないわね。
しかし科学者の間で、これ以上多いって言う人がいないって数字があるなら、
その数字を使って何が悪いのかね?その数字を使えばより多くの捕獲数が確保できるんだよ。
その数字は信用ならない、もっと多い可能性があるって言う必要があるかね?
>「MSYレベルのμ」=「捕獲限度量」なので、それが判った時点で既に計算の必要性が無くなってしまう
100万頭なら2.8%と言ってるのは、MSYレベルのμが算出できたと言ってるんじゃなくて
捕獲限度量式に入力すべき範囲の下限が限定できると言ってるだけだよ。
まあ実際8万から100万から出てくる「2.8%以上」という条件では、他の基準から決めた常識値の方がましってことはあるんだろうけどね。
ミンクに限っては調査捕鯨をしていくら詳しいデータを取得しても、捕獲量を増やすことには何の寄与もしないってことになるんだろうね。