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「彼ら」は『プロトコール』で「愚かな民衆が、浅薄に政治問題を研究するから、空想家や不逞の人民が生まれるのである」と述べ、
教育をコントロールすることで、揺るぎない支配体制を作り上げようとしている。
戦後日本の学校教育は、知識詰め込み型の教育であり、日本人から、思考力、思索力を奪ってきた。そこでは、膨大な知識を詰め込まれ、
ただ、与えられたことを要領よくこなす、ということに重点が置かれた。
この、点数重点主義、偏差値重点主義は、一部のエリート選別を行ない、その他の大部分は、落ちこぼれというレッテルを貼られ、
単純な肉体労働の供給源として、教育され、無知化、動物化されてきた。また、一部のエリートにしても、自ら思索するのではなく、
上の者から言われたことを能率的にこなす能力を身につけるだけであった。
その結果、日本人は自由な発想を奪われ、画一化され、個性を奪われてきた。あるいは、思考力を奪われ、無知化し、情報に流されるようになった。
そして、これこそ、彼らが国民を支配する上で、好都合なものであった。
マスコミが極度に発達した現代社会においては、テレビの果たす役割が非常に大きく、
容易に世論を形成、思想を統一することができ、その公平性、中立性が要求される。
しかし、マスコミも一つの企業であり、その財政基盤であるスポンサーとしての大企業、
あるいは国家権力などの影響下に置かれている。
大企業や、国家を操る「影の政府」は、単に為政者側の情報をコントロールするのではなく、反体制側のメディアすら演出するのである。
同時に、無関心層をひきこむために中道的なメディアも送り出す。これにより、ほとんどの民衆を「彼ら」の情報の流れに組み入れることが可能となる。