11/04/07 22:42:46.73 j9qtghmg
アマゾンのレビューにあったんだけど、
>映画の後半でシュタイナーの部下達が味方の戦線にやっとの思いで戻った時、
彼らを殺したのはなんと味方の機関銃弾である。
そして裏切った中尉にシュタイナーが銃を向けた時、観ている我々は「こんな奴はやってしまえ!」とほとんどの者が思っている。
そして銃を打った時に「ざまあみろ!」と。そう、それこそがペキンパー監督の言わんとしていることである。
「ほらあなたたちは殺人を肯定しましたよ。正義のためなら人を殺してもいいんですね。それって暴力ですよね?」
正義が悪を作り、暴力を肯定する。残念ながら人類の営みはこれからも変わることはない、
(だから戦争はなくならない)と強烈なメッセージをこの映画は投げかけている。
慧眼ですね。