08/08/06 17:24:16
家具デザインをやる人には、建築からの人、インテリアからの人、
ID(インダストリアルデザイナー)からの人、その他、に分かれます。
日本では、家具デザインはインテリアデザイナーがやると思われがちですが、
一番職人泣かせなのがインテリアデザイナーです。
実際に、自分で図面が書けると言っているインテリアデザイナーでも、
その多くがまともな2次元図面ではありません。
最終的にインテリアデザイナーになりたくて、家具デザインを勉強するのは
すばらしいことですが、最終目標が家具デザインであるならば、
IDから入るべきです。
いくら脳内センスがあっても、図面が間違っているのに「図面と違う!」などと
文句を言うデザイナーは自称デザイナーにすぎません。
自分の思いを具体的に第三者に伝える、知識やルールを学んでください。
2DCAD、3DCAD、構造・機構設計、強度検討、材質、コスト、、、、、
これらは、3年やそこらで身に付くものではありません。
先人として言わせてもらえば、
入社後実務経験もそこそこに、「学ぶものがないから辞める。」などというのは、
とても恥ずかしいセリフです。