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【中国】付近に石油や天然ガスなど可能性発表で突然「自分たちの領土だ」と言い始めた中国、マジで“尖閣”奪取へ!
★中国マジで“尖閣”奪取へ!中国タカ派少将が“6大戦略”発表
野田佳彦政権は、沖縄・尖閣諸島を国有化する方針を固めたが、中国は着々と尖閣奪
取計画を進めている。中国人民解放軍のタカ派少将が、尖閣諸島に中国の行政区を設立
したうえで、周辺海域を軍事演習区にするといった「6大戦略」を発表したのだ。日本
固有の領土を強奪する悪だくみ。中国の恫喝外交に対して、野田首相は毅然とした姿勢
を貫けるのか。
許し難い発表をしたのは、これまでも「尖閣諸島に中国軍の軍事施設を建設せよ」な
どと発言してきた羅援(ラ・エン)少将。中国人民解放軍のシンクタンク、軍事科学院
世界軍事研究部元副部長で、中国軍事科学学会常務理事・副秘書長を務めるなど、「強
硬派の論客」と目されている。
今月1日、香港のフェニックステレビに出演して、以下の6大戦略を発表した。
(1)尖閣諸島に「中国台湾宜蘭県釣魚島鎮(=町)」を設立。
(2)不明確な尖閣諸島の領海の基線を設定。
(3)周辺海域を軍事演習区とし、航空部隊の射的場に使用する。
(4)日本の海上保安庁に対抗する国家海岸警衛隊の設立。
(5)開発集団(=企業)を設立し、石油探査と漁業、旅行を担当。
(6)世論を味方に付ける。
この6大戦略を「タカ派少将の突出発言」と軽く見てはならない。
羅援少将は今年3月、ベトナムやフィリピンと領有権争いがある南シナ海に対しても
同様の「5大提案」を行ったが、中国政府は3カ月後の6月、提案を受け入れて、南シ
ナ海の西沙、南沙、中沙の各諸島を管轄する「三沙市」を設立すると発表したのだ。
(続く)
(ジャーナリスト・仲村覚)
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