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パワハラ：「退職を強要」 元陸自女性隊員、国に賠償提訴 ／北海道
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陸上自衛隊で上司にパワーハラスメントを受けて退職を余儀なくされたとして、真駒内駐屯地北部方面衛生隊（札幌）の元陸士長の女性（２３）
＝江別市＝が２７日、国に対して約１１００万円の損害賠償を求めて提訴した。
訴状によると、女性は４月、男性隊員のセクハラ疑惑を巡り上司から聴取を受けた際、「セクハラはなかった」と否定したのに
あったかのように証言を強要されるなどして精神的に追い詰められ、５月に適応障害と診断された。
別の部隊へ転属を希望したが認められず、７月末にやむなく退職した。
女性は「隊内で起きたことはもみ消されてきた」と主張。
陸自北部方面隊は「訴状が届いていないのでコメントは差し控えたい」としている。
【金子淳】