13/08/12 00:15:48.09 /0C+TSmY
「環境条件が自分の進化と無関係のものによってこしらえられることがありますか」
「それは一体どういう意味でしょうか」
「もしかしたら私は明日だれかの行為によって災難に遭うかもしれません」
「そうかも知れません。
が、それによって苦しい思いをするか否かはあなたの進化の程度の問題です」
「でも、その他人がそのような行為に出なかったら私は災難に遭わずに済みます」
「あなたは永遠の霊的規範を物的尺度で測り、魂の視点からでなく肉体の視点、
言いかえればいま物質を通して顕現している精神だけの視点から眺めておられます」
「それを災難と受け取るのも進化のある一定段階までのことだとおっしゃるのでしょうか」
「そうです。
それを災難と受け取る段階を超えて進化すれば苦しい思いをしなくなります。
苦は進化と相関関係にあります。
楽しみと苦しみは両極です。同じ棒の両端です。
愛と憎しみも同じ力の二つの表現です。
愛する力が憎しみとなり得ますし、その逆もあり得ます。
同じく、苦しいと思わせる力が楽しいと思わせることもできます。
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