09/03/31 15:54:53 EDR9/Ft3
【実施例12】
【0077】
〔ヒトに対する育毛効果〕
脱毛、薄毛の悩みを持っているボランティア男性(30~50才)を対象とし、1グループ5人の計6グループにわけた。
そして、そのうちのグループ1では、イソフラボン(IS)を含む錠剤
(イソフラボン抽出物;フジッコ社製のフジフラボンP40を使用)の投与により1日40mgのイソフラボンを摂取させ、
グループ2では、カプサイシン(CA)を含む錠剤の投与により1日2mgのカプサイシンを摂取させた。
グループ4ではローヤルゼリー(RO)を含む錠剤の投与により3000mgのローヤルゼリーを摂取させた。
またグループ3、5にはイソフラボンを含む錠剤の投与により1日40mgのイソフラボンと、
それに加え、カプサイシンを含む錠剤の投与により1日2mgのカプサイシン(グループ3)、
または、ローヤルゼリーを含む錠剤の投与により1日3000mgのローヤルゼリー(グループ5)を、
下記の表16に示す組合せで摂取させた。なお、グループ6には疑似錠剤を摂取させた。
これを6ケ月にわたって行った。
【0081】
上記表の結果より、カプサイシンまたはローヤルゼリーを単独で摂取したグループでは、
擬似錠剤を投与したグループ6に比べ、ある程度の抜け毛の改善効果が認められた。
そして、イソフラボンと、カプサイシンまたはローヤルゼリーとを同時に摂取させたグループ3および5では、
抜け毛に対して著明な改善効果が認められた。
なお、カプサイシンを摂取させたグループ2および3でも、抜け毛の改善効果が認められたものの、
胃への刺激が強く、すべての被験者が不快症状を訴えた。
すなわち、グループ5のように、イソフラボンとローヤルゼリーとを同時に摂取することにより、
イソフラボンとカプサイシンの組合せ同様の著明な抜け毛改善効果が、胃への刺激なしで得られることが示された。
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