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1 名前:名無しさん@涙目です。(大坂城)[] 投稿日:2011/10/17(月) 12:00:24.71 ID:Pc3Q3SUN0
日本人の肌のシミをつくる遺伝子の型は古代からほぼ2種類しかないことを確かめる研究を、
化粧品会社と国立科学博物館が今月から共同で始める。研究者は、古代日本人になぞらえ、
シミが「できやすい=縄文型」「できにくい=弥生型」という仮説をたて、肌のケアに役立てようとしている。
シミやそばかすができる仕組みの研究や対策商品の開発は、化粧品大手によると「各社がしのぎを
削るテーマの一つ」。そうしたなか、化粧品会社ポーラ・オルビスホールディングスの本川智紀主任
研究員(37)は、メラニンを作る細胞の表面にあるたんぱく質「MC1R」の遺伝子に着目。現代の
日本人251人分のMC1Rを調査し、シミのできにくい型と、できやすい型の二つにほぼ集約できること
をつかんだ。
本川さんは日本人のMC1R遺伝子がほぼ2種類しかない状況は、海外にくらべて人種交配が
比較的少なかった島国のため、古代から変わらないと推測。他の遺伝子研究でも成り立ちが古いと
されるシミのできやすい型は縄文人が持ち、後から生まれたとされるできにくい型は弥生人が持つ、
という仮説を立てた。
これに対し、人骨のDNA研究に詳しい国立科学博物館の篠田謙一さんも、「地域的な遺伝子分布の
違いがどの時代までさかのぼれるのか明らかになれば、日本人の起源の更に詳しい解釈が可能に
なる」と期待。縄文人の骨のDNAを提供し、本川さんの研究に協力することにした。
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