□■ロクチャンのスレ■□at ENTRANCE2
□■ロクチャンのスレ■□ - 暇つぶし2ch1:Classical名無しさん
13/03/23 11:22:53.63 TqJnccry
ロクチャンがスレ主のスレッドです。



(ФωФ)予言 預言 予知夢 直感など避難所26
スレリンク(entrance2板)

より派生致しますた。

2:Classical名無しさん
13/03/23 11:38:53.65 tJaPOqUt
名前:Classical名無しさん[] 投稿日:2013/03/21(木) 01:34:10.76 ID:XkYJGhc5 [1/11]
 まだ3月だというのにやけにむすな。汗ばむ陽気の中いつもの見慣れた街中を歩いていた。
15年も住んでいる街だ。普段とかわらぬ馴染みの風景だ。んっ!何か違和感を感じた。なんだ、
どこだ。目を凝らして前方を見つめる。あっ!50m先を歩くあの男。見慣れすぎたあの体つき、
あの姿勢、そしてあのファッション。
まさに今俺が着ているのと同じTシャツ、同じジーパン姿。って、あれって俺じゃん。
勿論、俺であるはずもない。しかしそれにしても似ている。本人の俺が認めるのだ、おそらく顔も
似ているに違いない。以前聞いたことのある話を思い出した。ドッペルゲンガー現象の話だ。
もう一人の自分を見たら遠からず死ぬ運命となる。確かそんな話だった記憶が…。ちょっと薄気味悪
くはなったが、俺は矢も楯もたまらぬ衝動に駆られた。奴を追い抜いて正面から顔をみてやりたい。
そのあまりに強い好奇心を抑えることはできなかった。既に俺はやつを目指して全力疾走にはいっていた。
走りながらもいろんな考えが頭をよぎる。正面から相対したとき本当に奴が俺と同じ顔をしていたら…。
俺は奴にいったい何を…あっ!奴が角を曲がった。あと10メートルというところで角の電柱を左に曲がった。
あと3秒で俺も曲がる!俺が曲がったら奴の姿が消えていたりして…。いや、奴が立ち止って待ち構えているかもしれない。
怖くもなったが、とにかく俺もまがった。あっ、あああ…

3:Classical名無しさん
13/03/23 11:39:56.28 tJaPOqUt
名前:ロクチャン[] 投稿日:2013/03/21(木) 02:50:42.44 ID:XkYJGhc5 [2/11]

 角を曲がった俺の目に入ったもの。それは…俺の予想のどれとも違っていた。
息をきらした俺の目がとらえた奴の姿は70メートル先にあった。しばし頭が空白になった。
み、見ているのか俺は…白昼夢というものを。

目にした事象を理解出来ず一瞬パニクった。さっきより距離が離れてるって…。
俺が角まで10メートル走る間に奴は70メートル移動したというのか。いや奴がウサイン・
ボルト級のスピード能力を持ち合わせていたらあるいは。いやいや俺だって三十路を過ぎたとはいえ、
高3のときは県大会の200m走で2位になったほどの脚力自慢だ。例えボルトでもこれほどの差を
つけられるはずはない。しかしこれは現実。認めねばなるまい。そうするとさきほどとは比較にならない
真の恐怖が俺を襲った。そうこうするうちにも奴の姿はすでに90mさきに。どうしょう、やはり追うべきか。
おお、100m先から、つまり奴の10m先からこちらに向かって歩いてくる男。悪友の田辺じゃないか。
ははは、こいつはいいぞ。なんたって田辺は空手三段。近くの道場で指導員を務めているほどの猛者だ。高校の同級生で2週間前
に一緒に飲み明かしたばかりだ。こんなときに何と頼りになる男が現れたもんだ。
先ほどの不安はどこへやら。元気100倍!よし、挟み撃ちだ!
こうなったら是が火にでも奴の正体を見極めてやる。田辺に連絡を取るべく携帯のボタンを押した。

4:Classical名無しさん
13/03/23 11:41:07.94 tJaPOqUt
名前:ロクチャン[] 投稿日:2013/03/21(木) 05:48:13.14 ID:XkYJGhc5 [5/11]
  
  唐突に始まる[其の三]
 頼む田辺すぐ出てくれ。ガチャ、アッ出た「ああっ田辺!オレだっ武者小路だっ、今おまえとすれ違った男
そうクマモンが背中で笑ってるTシャツを着たやつ。そいつを…って…あれっ」80m先の田辺、携帯手に持ってないし。
てか田辺,奴と立ち話始めてる。そうかやっぱり奴は俺と瓜二つなんだ。それで田辺は俺と間違えて…、エッじゃ今携帯に
出てるの誰? あそこにいるの田辺じゃないの?バカな街一番の千里眼男の視力3・0は伊達じゃないぜ。見間違う訳がない。

 エイッ!ヤアッ!鋭い気合が飛び交う「3本突きはじめーっ!」ごつい体の指導員らしき男が号令をかける。
緊張感の張りつめた道場の猛稽古。子供も年配者も額に汗して真剣に突きを放つ。と、そんな張りつめた空気を破るかのように、
ジャンジャカジャカジャカ、ジャンジャン……笑点のオープニングだ。道場に得も言われぬ間が…一瞬静まるも笑点サウンドだけが
こだまする。「いけね、オレの携帯だ。よーしみんな前蹴り40本続けててくれー」そういうとガタイのいい指導員らしき男は道場隅の
事務室に駆け込んだ。「なんだ練習中にーったくよー」ブツブツぼやきながらバッグから携帯を取り出した。ようやく笑点が止まった。
そも道場に入った時点でOFFにするかマナーモードにするのが武道家として心得ではあるまいか。
男は携帯を耳に当てると「はい、田辺ですが、ああ武者小路かー」

5:Classical名無しさん
13/03/23 11:43:33.83 tJaPOqUt
名前:ロクチャン[] 投稿日:2013/03/22(金) 00:01:41.53 ID:fwke+8iY [1/9]

  徐に始まる{其の四}  
 事務室に入って既に2分。「何言ってるんだ!いいか武者小路。おつちけっ!オマエの
言ってることをまとめると、つまりこういう事かっ。おまえがのほほんと街を歩いていると
おまえソックリの男が前を歩いておった…と。そこへ今度は俺ソックリの男がやってきて
おまえの目の前でおまえソックリの男と立ち話を始めたと。ええいややこしい、そうだな!」
「そ、そうなんだ今走って彼らの所へ向かっている。」「オイ武者小路!ええい面倒くさい
名前だな。おまえドッペルゲンガーの話知ってるよな。ヘタすると死ぬぞ!」「ああ、オレも
一瞬そのことが頭をよぎったんだ。」「向こうはまだオマエに気付ないし、奴の顔はまだ見て
ないわけだな。」「ああ、でも田辺ソックリの奴の顔はこっちを向いているので、しっかり
と見た。」「なあに自分の顔じゃなければ大丈夫だろう。」「そうかなあ。あっああっ!」
「オイ、どうしたんだっ!何があった?」「奴らが動き始めた。会話をしながら歩きは…あ、
ああっ!」「なんだ今度はどうした」「角を曲がり始めたあ。くそおっ、あと20mの所で
チクショー!」「何がチクショーだ!いいからそのまま追い続けろーっ!オレもスグ駆けつける
確かあのコンビニの近くだよな。ここから10分で行ける。」「ダメだ、ここからはチョッと
そのー、ススメないんだ。」「何いってんだ、足でも挫いたのか?」「いや、そのほら、その角
ってあのタバコ屋のとこ」「ああ、あのおタネ婆さんの店だろう」「そのおタネ婆さんの店には
チョッとあまり近づきたくないんだ。」「バカーッ!はよ追えーっ、見逃しちまうぞー!」

6:Classical名無しさん
13/03/23 11:45:25.65 tJaPOqUt
名前:ロクチャン[] 投稿日:2013/03/22(金) 23:52:18.44 ID:fwke+8iY

   厳かに始まる{其の五}
「ダメだ、行けない」「なんでだ、おタネ婆さんに弱みでも握られてるのか?」「ああ、俺がまだ学生の頃いろいろと世話になって可愛がってもらってたんだが、
家の仕送りが来るまであと10日という時にパチンコでスッちまってな。食うに食えない時期があってあの婆さんに借金しちまったんだ。」
「はあ、いくらだ?」「3600円。それでついつい返しそびれて。日がたつほど返しにくくなってさあ。婆さん俺には親切だったけど、当時は近所でも業突く張りの
金貸し婆さんで通ってたからなあ。いつしか出かける時もタバコ屋近辺を避けるようになったんだ。」
「何年前の話だ?」「ええと、15~16年前ってとこかな。」「かあ、情けない話だ。いいか年とった婆さんだ、そんなこたあもう忘れちまってるよ」
「そ、そうかな、よし思い切って突破してみる。」「おう頑張れ。俺もスグ行く携帯切るぞ!あっ、ところで俺にソックリな奴はどんな格好してるんだ?チョッと気になる。」
「空手着姿だ。」「なにい、そいつ俺に成りすまして空手着姿で街中を歩き回ってるのか!クククッ許さんっ!」ガチッ
携帯が切れた。

7:Classical名無しさん
13/03/23 11:46:30.65 tJaPOqUt
名前:ロクチャン[] 投稿日:2013/03/23(土) 00:48:17.68 ID:2z6ABlxL [1/6]

     速やかに始まる{其の五}の2
 もう迷いは無かった。覚悟を決めた俺は一気にダッシュした。風を切る音が耳をかすめる。
あっという間にタバコ屋の前を突っ切った。刹那!「チョッと待ちなあ!」背後からの甲高いハスキー声が
俺にブレーキをかける。「えっ、小林旭?]振り返った俺の目に飛び込んできたもの。
そこには腰に手を当てて仁王立ちになったおタネ婆さんの勇姿があった。

 眩いばかりの金色の後光が射しているかの様に見えた。「見つかったー。」
俺は腰が砕けるようにその場に膝まづき、頭の上で手を合わせた。
「うわああ、ナンマンダブ、ナンマンダブ。」ペシーッ!あたりに響く鈍い音。
いきなりおタネ婆さんが俺の額を手のひらで張った。「あたしゃホトケさんかい。
なんだい、10年以上も姿を見せないで。久しぶりにここまで来て素通りはないだろう。」
慌ててその場を取り繕う俺「いやあその、チョッと急いでまして。はあ、後で改めてご挨拶にうかがいますんで」
「なんだい、とりつくしまもないねえ。じゃあ早く行きな.用が済んだら寄るんだヨ。
茶でも飲んできな。孫娘が送ってくれた美味しい羊羹があるんだ。」俺は飛びっきりの愛想笑いで
「はい、そうします。」(あっ、なんか借金のこと忘れてそうっぽい。ラッキー)
足早にタバコ屋をあとにした。そして角を曲がる瞬間背後からおタネ婆さんの声
「はよ、3650円返せよ。」首が竦んだ。お、覚えていたんだ。50円の位まで。

8:Classical名無しさん
13/03/23 11:47:13.86 tJaPOqUt
名前:ロクチャン[] 投稿日:2013/03/23(土) 01:34:54.18 ID:2z6ABlxL [2/6]

    強引に始まる{其の五}の3
 果たして、角を曲がった路地にはもう二人の姿は無かった。やっぱりな。
おタネ婆さんのとこでどの位のタイムロスがあったのだろうか?いるわけがない。
さらに小走りで次の十字路まで行ってはみたが、どの方向にも二人の姿を見出だすことはなかった。
ハア、俺はタメ息をつきながら元来た道を引き返した。そういえば近所にもかかわらず
この道に入ったのは初めてだなあ。今はもうあまり見ることのない板塀に囲まれた住宅が左右に続いていた。
何だかあたりがちょっとだけ薄暗く感じた。空を見上げた。とくに雲がかかっているわけでもなかったが、
太陽が妙にオレンジっぽくくすんで見えた。なんだか別世界に迷い込んだ様な違和感を感じながら
元来た道を逆に辿った。やがてタバコ屋の角まで戻り着く。もともとこの30m手前のコンビニに好物の
[たべっこどうぶつ]を買いに出たのだったが…。もうタバコ屋の前を通る気にもならず、そのまま右側に
進路をとった。チョッと遠回りして帰ろう。おっつけ田辺とも出会うだろう。

9:Classical名無しさん
13/03/23 11:47:51.10 tJaPOqUt
名前:ロクチャン[] 投稿日:2013/03/23(土) 02:23:02.54 ID:2z6ABlxL [3/6]

     煌びやかに始まる{其の五}の4
 周りがチョッと明るくなった気がした。空を見上げるといつもの明るさを取り戻した
太陽が輝いていた。眩しい。この数分間の出来事が虚ろな幻のように思われた。
非現実的な数分だった。言いようのない虚脱感のまま俯きかげんに歩いていると、「オイ」
声をかけられふと顔を上げると田辺が立っていた。よほど慌ててきたのか空手道ままだ。
「近くまで駆けてきたらオマエがしょぼしょぼ歩いてるのを見てな、オレも歩きながらオマエの
見てたが、どうした落ち込んで。その様子じゃ奴らを見失ったらしいな。」
俺を気遣うように言葉を続けた。「おっ、クマモンのTシャツじゃないか。どこで売ってた?
後で教えろよ。」そんな話をしながらタバコ屋の角を曲がり奴らの通った先を案内した。
「この十字路まで追っては来たが奴らの姿はどこにも…。」「そうか、オレもみたかっぜ。
オレそっくりな奴を。そして二度と空手着で街を歩くなって怒鳴りつけてやりたかったよ。」
空手着の田辺。クマモンTシャツの俺…。ハッ、田辺も同じタイミングで目を見開き互いに顔を見合った。
二人同時にタバコ屋のところまで駆け戻った。とんでもない不条理に気づきつつある戦慄の予感が二人を
走らせた。

10:Classical名無しさん
13/03/23 11:50:20.90 tJaPOqUt
名前:ロクチャン[] 投稿日:2013/03/23(土) 02:27:13.28 ID:2z6ABlxL [4/6]

訂正 5行目右端、空手道→空手着
訂正 6行目右端オマエ→オマエの様子
            

11:Classical名無しさん
13/03/23 13:10:07.97 MvxxCfVg
通りすがりのROMですが
まさか予想通りの結末じゃないよね?

12:ロクチャン
13/03/23 13:13:08.30 2z6ABlxL
わああ!これが私のスレかあ。やっぱ書き込み一番ノリは本人じゃなくっちゃね。

13:Classical名無しさん
13/03/23 13:15:17.83 iUfhrcvE
ロクチャン、全然初心者ではないよねw

14:ロクチャン
13/03/23 13:15:38.87 2z6ABlxL
 あっ、一番乗りじゃ無かった。>>11 
いらっしゃい。

15:Classical名無しさん
13/03/23 13:22:24.91 cJ/lZTU2
ロクチャンのスレってなんだよ?w

16:Classical名無しさん
13/03/23 13:38:12.23 Dz+myNP/
|ω・`)  ミニキタヨ ガンバッテ!
|⊂ノ    
|ωJ

17:Classical名無しさん
13/03/23 13:39:03.66 tJaPOqUt
皆お静かに・・・ ロクチャンの物語が始まるよ

18:ロクチャン
13/03/23 14:18:38.52 2z6ABlxL
 え、ええ皆さんコンニチハ。えー僭越ではございますが、簡単にご挨拶をさせて
頂きます。(んんん、緊張する。日本の夏、キンチョーの夏ナンチッテ)。
上記のスレの皆様方のご厚意により、本「ロクチャンのスレ」を新設させて頂く運び
となりますた。
本スレにおきましては、愚にもつかぬ私の呟き・応援して頂ける創作物語の2本立てに
皆さんの声を絡めました形で進行させて参りたいと思っております。
また、作品の進行におきましては、上記のスレでは出来なかったある企画も試みて見たい
とも思っています。尚、私の創作活動は一般人の休む夜遅くから始まります。
この時間帯が一番頭が冴えておりますので。
上記スレにあっては、成行き上、私のキャラは途中から齢137歳の大巌鉄舟斎という風に
なってしまい一部の方々からはふざけ過ぎとの批判も受けました。
よって、本スレのロクチャンは国籍・性別・年齢等、超越したキャラと認識して頂ければ
幸いです。それでは今後ともよろしくお願いいたします。

                     3月吉日  ロクチャン

19:ぴょん吉 ◆PYONwIm/7I
13/03/23 14:57:54.52 rzKPa6C8
どっちでも好きな方に書け
どうせみんな両方見てるでw暇だからwww

20:ロクチャン
13/03/23 16:07:21.20 2z6ABlxL
 あのさ、ぬわーにが不公平って他人には見られ放だいなのに、
自分では死ぬまで自分の姿を生で見れないなんて不条理って思わない?

 いちいち鏡やカメラのレンズを通さないと見れないんだぜ。
鏡なんてちっとも実像を映しちゃくれない。文字を写して見れば一目瞭然。
最初に(死ぬまで)としたのは、幽体離脱した人が自分の姿を見るという話があるから。
上の作品はそんな私の思いが入っているのさ。

 ああ、一度でいいから、自分の姿を生で見てみたい。生きてるうちに…。
幽体離脱や、ドッペルゲンガーはゴメンだぜwww。

厳密にいうと他の人も条件は同じなので、不公平とは言えないか。
なにチョッとした呟きさ。

21:Classical名無しさん
13/03/23 16:22:03.09 qPoyrUmj
面白そうなスレだな
ロクチャンの続き楽しみだ

22:ロクチャン
13/03/23 17:21:01.18 2z6ABlxL
 最近tvを見ててチョッと気になる事があるんだ。よく会話のなかで、一節、
一節、それなりに区切りがついてるのにいきなり「ナノデ」から話し出すパターン

しかも最近、日常生活のなかでもよく耳にするようになってきた。
このことって割合話題にはなってるの?
それとも気になっているのは地球上でオレだけ?

じゃあ、この話し方が嫌いなのかっつうと実はそうでもない。
結局何がいいたいのかって聞かれてもこまるんだなコレが。

要するに他愛のないオデの ツ・ブ・ヤ・キ。

23:ロクチャン
13/03/23 17:51:09.46 2z6ABlxL
 ふぁあっ…。静かだなここは。のわーんかさあ、東京ドームっくらいの
だだっ広い部屋を借りて大の字になって寝転んでる感じ。

ヤッホー……。

ん。聞こえた。オデにはこだまが返ってきたのが聞こえた。

何をいおうがオデの自由。うん。悪くない。

オデの天下ダーッ!なあーんかスゴク気持ちいい。

      もう、サイコーッす!

エッ、いやあ只のツブヤキッす。

24:Classical名無しさん
13/03/23 18:40:39.49 H4lLZt+R
漏れも居る
ロクチャンはひとりじゃないッスよ

25:ロクチャン
13/03/23 19:38:13.93 2z6ABlxL
 ええ、政治の話を少々。オデは阿部総理を支持しない。理由は二つ。
消費税引き上げの推進者だから。所詮は自民党だから。
じゃあ誰ならいいのか? そこなんだよ問題は。

結論から言おう。
誰もいない。他の誰が総理になるよりは阿部さんが一番ましだと思う。

そんな状態だから、オデは今の政治になーんにも期待してない。

だから何なのって言って欲しくないのが、

       オデの  つぶやき。

26:Classical名無しさん
13/03/23 20:17:02.65 Dz+myNP/
ロクチャンって初心者じゃないよね

27:ロクチャン
13/03/23 21:03:50.06 2z6ABlxL
>>26 
ううん。どう答えたらいいのか。
事実だけを書くね。ネットに初めて書き込みをしたのが二日前。
まだ48時間たってない。やりかたが」わからなかったから。

初心者向けパソコン教室(全9回)に通いはじめた。しかもまだ第1回めだけ。

あ に点点の濁音が打てない。あ の小文字がうてない。
AAが使えない。

キーボードは右手の人差し指だけで打っている。
作品1ブロック打ち込むのに1時間位かかる。

まだまだ分からない事ばかり。

これを初心者と言わないのなら貴方のいうとおりです。

逆にお聞きしたい。なぜオデが初心者じゃないと思ったのか?

28:プニプニ
13/03/23 21:06:06.93 iUfhrcvE
そうなの?( ̄◇ ̄;)
初心者のフリをしてるにちゃんねらーに見えるのw

29:ロクチャン
13/03/23 21:09:45.35 2z6ABlxL
あっ、スンマソン二日前はあってるけど48時間はとうに過ぎてます
た。

30:Classical名無しさん
13/03/23 21:10:22.83 Dz+myNP/
うーん。
wはやしたりしてるしさ。
オデ だしパソコン教室に通うって、年配者かな?って思ってたんだけど、
サイコーッす!ってさ・・・

まあ、作品は期待してるよ。読ませて貰うよ。

31:プニプニ
13/03/23 21:11:40.86 iUfhrcvE
うん、なぞw

32:Classical名無しさん
13/03/23 22:11:03.23 bLehfM8B
2レスに別れると見るのも面倒くさいから
気にしないで
(ФωФ)予言 預言 予知夢 直感など避難所26スレに書き込めばいいのに

33:Classical名無しさん
13/03/23 22:12:34.66 bLehfM8B
2レスじゃなくって2スレか
ちなみにコーヒーはネスレ

34:Classical名無しさん
13/03/23 22:14:42.67 bLehfM8B
さらにちなみにネスレって昔はネッスルだったんだよな
なぜネッスルやめたのか謎だ

35:Classical名無しさん
13/03/23 22:15:32.44 bLehfM8B
なぞ繋がりw

36:プニプニ
13/03/23 22:15:50.22 iUfhrcvE
インスタント珈琲はネスカフェ(`・ω´・)b

37:俺の名を言ってみろ!
13/03/23 22:17:49.24 tJaPOqUt
つぶやき そう楽しまなくっちゃな~ 2ちゃんで思い切り
あ゛は難しいかな ではも少し詳しくキーボード見ながらやってみて
だくてんと打ったままキーボードの下段のスペースキーを押す ゛が表示されるまで何回か押してみて出てくるよ

38:Classical名無しさん
13/03/23 22:24:55.68 bLehfM8B
あ゜!

39:Classical名無しさん
13/03/23 22:27:36.12 Dz+myNP/
   ∩_∩
  γ─-ヾ   
  (´・ω・`)  あ゛
  _| ⊃/(___
/ └-(____/

40:Classical名無しさん
13/03/23 22:31:17.17 9FsC6GfF
>>37
コピペのほうが早いんじゃない?

41:俺の名を言ってみろ!
13/03/23 22:53:43.55 tJaPOqUt
コピペは流石に無理でしょぉ~

42:Classical名無しさん
13/03/24 00:50:38.17 kTryKmzi
∩_∩
|─-ヾ    ヨケイナ コト カイテ ゴメンネ ロクチャン サクヒン カンセイサセテネ!
|ω・`)   
|⊂ノ  
|ωJ

43:ロクチャン
13/03/24 02:16:37.97 NfQ81QRu
 今2時間以上かけて2ブロック以上の文を打ち込み終わり送信しょうとしたら
突然打ち込んだ文が消えてしまった。昨日も2回ほどあった。
長文のときほどこれが起こる。いやあ、これはメゲる。リアルタイムで創作しながら
打ち込むので凄く疲れる。何でこうなるんだろう?
一度に大量の文字を打ち込むとこうなるのか。

44:ロクチャン
13/03/24 02:47:15.40 NfQ81QRu
 作品の書き込み法を変えます。怖いので短い文に分けて小出しに送信します。
読む方としては興ざめするかもしれないけどゴメンネ。

45:Classical名無しさん
13/03/24 02:50:09.52 8b6Cv2Eh
>>43
俺もよくあるよ。長文書き込もうとしてはじかれるエラー起きやすいね。
大事な長文なんかは直に打ち込むより
別のところで文章作ってセーブしておいてから
そこから文章をコピーして貼り付けるほうが安全。
めげないで頑張れ!

46:Classical名無しさん
13/03/24 03:03:10.10 8b6Cv2Eh
それより寝なくて大丈夫?
あんまり根詰めないでボチボチ馴れて行けばいいんよ

47:ロクチャン
13/03/24 03:19:50.24 NfQ81QRu
       怯えながら始まる{其の五}の5
 タバコ屋の角。ハアハア、二人とも息を切らしている。
「おい武者小路!」「ああ、わかっている。オマエの言いたいこと。」
呼吸を整えながら俺は続けた。「先ほどおまえと出会って、この角を曲がる
までのシーン」今度は田辺「まさに、おまえが携帯で実況したまんまだな。」
しばし二人とも無言。互いに次の言葉が出てこなかった。俺も田辺も懸命に
頭の中の混乱を整理しょうとしていた。
田辺が先に口を開いた。「オマエが見た二人は…。」
続けて俺「ああ、先ほどの俺達だ……たぶん。」
が、そのとき俺はあることに気がつく。そうして思わずボソッと呟いた。
「位置がちがう。」「えっ?」と田辺。「チョッと来てくれ」俺は田辺の
腕を掴むと奴らを目撃した場所まではしった。

48:ろくちゃん
13/03/24 03:52:22.60 NfQ81QRu
 ゴメン。昨日に続いてのデータ消失。正直こたえた。続きは明日にします。
物語も終盤に入ってまいりました。ここまで来ると大体のオチが分かってき
たという人も多いのではないのでしょうか。まあ当たらずとも唐辛子は辛い。
といったところでしょうか。しかし敢えて使い古された言葉を皆様に送ります。
「予想は裏切るが、期待は裏切らない」と。

49:Classical名無しさん
13/03/24 07:18:50.89 3TeQklKf
    ∧_∧
   _ ( ・ω・)_ 保守…(ボソッ)
  |≡(∪_U≡|
  `T ̄∪∪T

50:俺の名を言ってみろ!
13/03/24 07:58:16.25 766j1zKh
wktkだぬ~ん

51:Classical名無しさん
13/03/24 10:23:26.00 3TeQklKf
    ∧_∧
   _ ( ・ω・)_ 言いたい事も言えないこんな世の中じゃ…(ボソッ)
  |≡(∪_U≡|
  `T ̄∪∪T

52:Classical名無しさん
13/03/24 10:49:28.10 NfQ81QRu
だから2chがあるのさ。

53:ろくちゃん
13/03/24 11:04:23.41 NfQ81QRu
 あっ。いままで自動的に表示されてた名前が消えた。ロクチャンが消えた。
これから書き込みの度に打ち込まないと。

54:ロクチャン
13/03/24 11:08:35.10 NfQ81QRu
しかも、いやおうなく平仮名表示になるし。

55:ロクチャン
13/03/24 11:14:02.40 NfQ81QRu
色んな調味料があるよね。味の素とか。タケダの「いの一番」とか。

いの一番で消えていったよね。

          

          まだあるんだったらゴメンナサイです。

56:ロクチャン
13/03/24 11:18:29.94 NfQ81QRu
>>34
 エッ、ネッスルの名前無くなったの。

             し、知らなかった。

57:ロクチャン
13/03/24 11:37:14.41 NfQ81QRu
あ゛っ!ホントだ。

>>37
 ア゛リガト。でも次の文字と半角分空いちゃうよね。
        半角寄せかなんかのテクで対応するのかな?
チョッと工夫してみます。

>>38
 エッ、その あ はどう打つの?

58:ロクチャン
13/03/24 11:46:25.93 NfQ81QRu
じゃ、こんなのも ま゛ ろ゛ ハハハ、オモチローイ。

               ぺ にも ぺ゛ www。

59:ロクチャン
13/03/24 11:58:11.87 NfQ81QRu
>>43
エッ、そのことスゴく興味ある。

でも、今の自分が説明聞いてもたぶん理解出来ない高テクだと思うので

モチョッとオデがレベルupしたら教えてネ。ヨロソク。

60:ロクチャン
13/03/24 12:01:29.78 NfQ81QRu
ゴメン>>48の間違いですた。

61:ロクチャン
13/03/24 12:05:10.91 NfQ81QRu
あっ!また間違えた。>>45さんでした。
  重ね重ねスミマセン。

62:あぼーん
あぼーん
あぼーん

63:ロクチャン
13/03/24 13:27:03.97 NfQ81QRu
  戸惑いながら始まる{其の五}の5-1
 再び息を切らし、かのポイントで止まる。俺は荒い息を落ち着かせながら
タバコ屋の方を指さし「俺はこの方向から二人を追っていた。彼らが会話を
しながら歩き始めたのはタバコ屋の手前からなんだ。」
すると田辺「そうだ、オレも携帯からの情報で光景をイメージしながら聞い
ていた。つまり、オマエはその時のオレの顔は見えても角を曲がり終える
まで、もう一人のオマエ自身の顔を正面から見ることはありえん。」
そこから先は俺が続けた。「しかし、今しがた俺たちが出会ったのはタバコ屋
の先だ!」やや興奮気味に田辺「つまり、そうなるとこの方向からのオマエは
二人の顔を正面から見ることになる。同時に、そのときのオレたちも、
必死で追いかけてくるオマエを見ることになるはず……。しかし、そうはなら
なかった。」再び沈黙がつづく。
 

64:ロクチャン
13/03/24 13:31:09.41 NfQ81QRu
訂正、{其の五}の5-1ではなく5-2でした。スマソ。

65:ロクチャン
13/03/24 14:12:01.10 NfQ81QRu
 ふーっ。丸一日経って64レス。
いいなあ。このユッタリとした時間の流れ。この静かさ。くつろぐー。
サイコーの贅沢感。なーんかもう他のスレに行く気にならなくなったなあ。


ヤッホー…………




               …………うんうん、これこれ。

66:Classical名無しさん
13/03/24 14:33:48.40 kTryKmzi
|ω・`)
|⊂ノ    ゴメン、 ヒトコトサケバセテクレ!
|ωJ ウルサーーーーーーイ

ロクチャンヤミンナノコトジャナイヨ
オジャマシマシタ。

67:俺の名を言ってみろ!
13/03/24 14:41:43.55 766j1zKh
ロクチャン習得したー!あ゜は まると入力後スペースキーを数回打つと出てくるだに

68:Classical名無しさん
13/03/24 14:58:29.12 QMHhAuFZ
゜は、まるより半濁点(はんだくてん)と打って変換したほうが

69:ロクチャン
13/03/24 16:01:16.88 NfQ81QRu
>>67
あ゜っ ほんまや。感謝。

>>68
あ゜っ これまた。おおきに。

いやあ、そやけど、みなはん親切どすなあ。また遊びにきておくれやす。

おおきにい。

70:ぴょん吉 ◆PYONwIm/7I
13/03/24 18:03:46.67 4RNYoUep
>>51
ぽいずん。

71:Classical名無しさん
13/03/24 21:50:07.10 3TeQklKf
    ∧_∧
   _ ( ・ω・)_  ぽいずん…(ボソッ)
  |≡(∪_U≡|
  `T ̄∪∪T

72:Classical名無しさん
13/03/24 22:12:31.28 NfQ81QRu
今、チョッと暇つぶしに他のスレに散歩しに行ったらロクチャンのネームを
目にしてワロチ。

熟女名のしり取りスレで、
ズ でストップしてて往生してた。誰か助けてアゲテ。

73:ロクチャン
13/03/24 22:14:01.08 NfQ81QRu
あっ>>72はろくちゃんです。

74:俺の名を言ってみろ!
13/03/24 23:47:30.73 766j1zKh
>>72
タイトル名詳しくおながいします

75:Classical名無しさん
13/03/25 01:24:21.08 n9AsBwj6
>>74
ラウンジ版スレ一覧NO219
   「つまんねーから熟女でしりとりしょうぜ」どえす。

76:ロクチャン
13/03/25 02:01:12.31 n9AsBwj6
あっ、忘れるとこだった。寝なくっちゃ。

              オヤスミナサーイ

77:俺の名を言ってみろ!
13/03/25 07:08:57.56 uYiyRdfO
>>75
行ってみたが オレ芸能関係疎いんだたww ハードル高杉でした(笑)

78:Classical名無しさん
13/03/25 18:43:29.95 yRlryfy1
    ∧_∧
   _ ( ・ω・)_ 保守…(ボソッ)
  |≡(∪_U≡|
  `T ̄∪∪T

79:Classical名無しさん
13/03/25 20:24:19.76 Koi6HJHm
   ∩_∩
  γ─-ヾ   
  (´・ω・`)  ダレモイナイ ネマス
  _| ⊃/(___
/ └-(____/

80:Classical名無しさん
13/03/25 23:11:59.75 n9AsBwj6
 こんな事書くと、国賊って言われそうだけど。
オデは「君が代」が好きではない。
チョッとある映像をイメージしてもらいたい。終戦直後のモノクロフィルム。
東京空襲で焼け野原になった光景。学校の運動場で膝まずき、
昭和天皇の終戦宣言放送を泣きながら聞き入る職員と生徒。
終戦記念日にはよくテレビでながされる映像だ。

 その映像のバックに「君が代」の音楽を被せて頭にイメージしてみ。
どや、ピッタリやろ。

81:ロクチャン
13/03/25 23:35:14.78 n9AsBwj6
 まさに、「国破れて山河在り」の風情だな。
そんな曲をだな、サッカーW杯やオリンピックなどの国際試合の直前に
流す、もしくは斉唱する。…………士気上がるかね?
対して、アメリカ、ロシア、ブラジル、メキシコ、韓国、フランス。
どれもが明るく、そしてカッコイイ。
士気も高まり「ヨーシ、やったろかい!」って気になるじゃねえか。

相手国歌とのあまりのコントラスト比にオデはいつもドン引きさ。
もう、いい加減この曲かえてもらいたい。とにかく、暗い!
なーんか何等かの作為的なものをかんじるんだよネ。

82:ロクチャン
13/03/25 23:51:28.83 n9AsBwj6
 じゃあ、どんな曲がいいんだって話なんだが……。
そこなんだよ、俺がいいたかったのは。

これは10代のときから思っていたんだが、ズバリ!
「ウルトラ警備隊」の曲。冗談ではなく本気で言ってる。
子供のとき、再放送で何度も見てたが取り分けこの曲が気に入っていた。
あと、再放送は1回しか記憶にないがキャプテン・ウルトラのエンド曲
確か「宇宙のマーチ」だったか。これも好きだった。
この二つの曲はホントに元気が出てくる名曲だ。

83:ロクチャン
13/03/26 00:13:37.86 R+qUl76Z
 これらの曲だったらどの国と比べてもひけは取らねえぜ。
オリンピックだって選手の士気も高まり、メダルの一個や2個は
増えるかもしれねえ。

最後にモヒトツ。
元気がないとき、落ち込んでるとき,やる気のないとき。そおんなとき
オデはようつべのある映像見ることにはまっている。
みんなにもオススメするぜ。

「ウルトラ警備隊で自衛隊をパレードさせてみた」だ。
とにかくピッタリ!かっこよすぎ。
素直に「自衛隊のみなさーん、頑張ってー。そしてありがとー。」
って言いたくなる。日本人ならな。

いっぺん見てほしい。この曲のスバラシさを再認識するはず。
この映像の制作者は神。

あ、また見たくなってきた。これ見て寝よ。」
                 オヤスミナサーイ。

84:ロクチャン
13/03/26 20:54:36.20 R+qUl76Z
      突拍子もなく始まる{其の五}5-3

 どれくらい時間がたったのだろう。いつしか街全体が夕刻の明るさに包ま
れ始めていた。路上の二人の影がろ長く伸びている。
唐突に、呟くように田辺。「これって…デジャヴかもな。」「はい?」
続ける田辺「これは理屈じゃネエんだよ。やれ、どっち向きだの。やれ、
どっち方向からだの。オマエがもう一組のオレ達を目撃している時点で尋常
ならざる事態なんだ。人智を超えてるんだよ。」
 そう言うと、しばらく何かを考え込んでいる様子。やおら、ハッと顔を上げ
ると何かに気が付いたのか、そそくさとタバコ屋の方に向かって早歩きを始めた。
「おい、どうした田辺。」無言のままひたすら歩き続ける田辺。
ついていくしかなかった。

85:Classical名無しさん
13/03/26 21:47:59.49 CdmyOFUG
ロクちゃんて可愛いお名前だね
(o^▽^o)∩

確かに君が代は勇ましい力を減らす力さえ持つ気がするね・・・

サッ
彡3

86:ロクチャン
13/03/26 21:52:57.04 R+qUl76Z
    臆面もなく始まる{其の五}5-4
 
 田辺は見た目の通り単純な性格の男だった。物の考え方もシンプルにして明快。
それ故か、物の道理を理屈ではなく直感で捉える男である。
事の真髄を鋭く見抜く洞察力にはこれまで俺も何度か驚かされたことがある。
いわゆる典型的な右脳型人間ってやつだ。
 
 やがてタバコ屋の前。「やはりこの場所がキーポイントだな。」そう呟くと
そのまま店先へと…。ああ、よせ、またおタネ婆さんが…、もうあいたくねえっ
つうのに。「スミマセーン!」と大声。「ああ、やってもたあ。」

やがて店の奥から……あっ婆さんじゃない。
中から出てきたのは白髪交じりの60歳ぐらいのオヤジだ。
なーんか見覚えあるような無いようなオヤジだなー。
俺はやや距離を置いて様子を眺めていた。ふたりは陳列ケースの窓越しに
何かを話し合っている。なーにを話してるんだか?

やがて、やや放心状態のていで戻ってくる田辺。

87:俺の名を言ってみろ!
13/03/27 00:08:18.92 wxEScMjA
ぬほー 結末の想像がつかない

88:Classical名無しさん
13/03/27 02:17:02.05 yyLUkoKj
        やっぱり始まる{其の五}5-5

 開口一番「やっぱり思った通りだったぜ。」「えっ?」と俺。
「世の中にゃあ決してあっちゃあならねえ出会いってえもんがあるってことさ。」
行ってる意味がわからなかった。
「オイ、武者小路!オマエ、オレがオヤジと話てるときも店に近づこうと
しなかったな。そーんなに婆さんが怖いかい?」
益々何を言わんとするのかわからなかった。
「オレは高校の時からオマエを知ってるが、オマエは年寄りから金を借り
たり、ましてやそれを返さずに十何年も逃げ回っているような奴じゃあねえ。
だから今まで友達でいられたんだ。オマエ本当にあの婆さんから金借りた
のかい?」何を言い出すのかと思えば……ンっ、瞬間頭の中が霧がかかった
ような…んん、アレッ。田辺が更にたたみかける。

89:Classical名無しさん
13/03/27 02:41:11.04 yyLUkoKj
「えっ、どうなんだ?借りたのか?」さっきより強い口調で詰め寄って
くる。俺は田辺の迫力に圧倒されながら、そして口ごもりながら
「い、いやあ借りたような借りなかったような……。」
「フン、やっぱりな。」戸惑う俺をしり目に、信じられないような
言葉が彼の口から放たれた。

 「あの婆さん…、存在しないんだ。」「えっ、幽霊ってこと?]
ポカーンと口の開いたままの俺。
「幽霊も何も、はなっから実在してねえんだよ。」
俺は只々頭が混乱するだけだった。
ああ、田辺にはいったい何がわかったというのか?

90:ロクチャン
13/03/27 02:51:31.34 yyLUkoKj
あっ>>88>>89
もちろん、ロクチャンです。
          今夜はここまでです。
  次回から、いよいよ最終章に突入します。

              オヤスミナサーイ。

91:ロクチャン
13/03/27 11:16:09.56 yyLUkoKj
 あるバスの運転手が後ろを振り返り,こう言ったとさ。
            「みんなー。乗ってるかーいっ!」と。





 すると前の席に座ってた婆様の言うことにゃ。

    「乗ってない客はここには居ないヨ」ってね。wwww    

92:ぴょん吉 ◆PYONwIm/7I
13/03/27 15:29:56.10 8MLLkMMK
日光の手前w

93:ロクチャン
13/03/27 17:09:57.62 yyLUkoKj
 とある記者会見場にて。

「長嶋さん、今度のWBC日本は金取れるでしょうかあ?」


「んんー。銅でしょう。」wwww

94:ロクチャン
13/03/27 17:41:24.47 yyLUkoKj
 矛を持った男と、盾を持った男が互いに睨み合っていました。
矛を持った男は「俺の矛先はどんな盾も貫く。」

するともう一人が「俺のた……」
言い終わらないうちに二人に覆い被さる巨大な影。
上を見上げる二人の目には。「ウワーッ!」グシャーッ!


「アレ、何か踏みつぶしたかな?」
そういうと、雲をつく巨大な赤オニはあくびをしながら、そしてボリボリ
お尻を掻きながらお山に帰りましたとさ。wwww

95:ロクチャン
13/03/27 17:51:43.34 yyLUkoKj
 
 ふあああーっ。


         日本はもう

      

               ダメかもわからんね。

96:ロクチャン
13/03/27 17:56:11.53 yyLUkoKj
 今気が付いた!

このスレはAAが少ない。

97:ロクチャン
13/03/27 18:02:40.00 yyLUkoKj
       {* @@ * } ダ・ダメだ、オデにはできない。

98:Classical名無しさん
13/03/27 22:16:16.70 CR98zZ+l
              (~)
.            γ´⌒`ヽ
.   ___     {i:i:i:i:i:i:i:i:} あたためますか?
   |[\_498]|\ ( ´・ω・)
   | ̄ ̄ ̄|  | (:::::::::::::)
   |___l./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■/|   lヽ,,lヽ
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.  |  (ω・  ) おながい
   |                 .|.  |  し   i    します
   |__________|./   しーJ

.   ___
   |[\_498]|\               (~)
   | ̄ ̄ ̄|  |             γ´⌒`ヽ
   |___l./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■/|   {i:i:i:i:i:i:i:i:}lヽ,,lヽ
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.  |  (  ´-ω)ω- )
   |                 . |.  |   (:::::::`つ⊂´ i
   |__________|./    し─J.し─J

99:Classical名無しさん
13/03/27 22:27:15.99 ZIh/uUMz
  @@@     (~)
 @@@@@  γ´⌒`ヽ
 6 -ω-ノ   {i:i:i:i:i:i:i:i:}
 (⊇  ∩  (・ω・` ) 仏像がブツぞー ナンチャッテw

            (~)
  @@@      〃 スポーン
 @@@@@ ∩ ⌒`ヽ
 6 -ω-ノ 彡  i:i:i:i:}
 (⊇ ⊂彡☆))Д´ )
   パンパンパンパーン

100:Classical名無しさん
13/03/27 23:37:07.02 yyLUkoKj
>>98>>99

 アリガト。なんか華やかになったお。しかもオモシロイ。

しかし、みんな才能があるな。ウラヤマシス。

101:98
13/03/28 00:09:54.48 s2+9DFnk
コピペしただけ。
有名なAAだよ。

102:Classical名無しさん
13/03/28 00:16:11.37 s2+9DFnk
ここに色々あるよ。
AAサロン@2ch掲示板
URLリンク(toro.2ch.net)

103:俺の名を言ってみろ!
13/03/28 00:30:29.32 C8syX+/t
絵や文字のコピーする作業から覚えるんだけどPC教室で教えてもらえるよ

104:ぴょん吉 ◆pyons0NwWw
13/03/28 01:59:57.02 BC8rMA2B
   ○
_   。 o
┻┓∬ 。  /⌒ヽ  ばばんばばんばんお♪
 |||。o    (^ω^ )
( ̄ ̄o) ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄)
.i ̄○ ̄ ̄○ ̄o゚ ̄0i
(_oノ_O_゚_Oo_)

           ┌──―┐
           || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.||
           ||  ////.||
        ♪ || ♪  おっ おっ おっ
        ♪ /⌒ヽ  /⌒ヽ†||.
        ♪ (   ∩ (^ω^ ∩||.
       . .ノ   ノ 丶   . ||
        (   ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        ∪ ∪_____.|

105:ロクチャン
13/03/28 02:49:16.52 eZVNsoWB
>>101>>102>>103>>104

そうなん。アリガト。でも最初にそれを創作した人がいるわけで…。
更にそれを他の人がハイセンスな使い方で利用する。

そのことによって、一度生み出されたキャラはずっと生き続ける。
2ch文化ってスバラシイ!
そう思わずにはいられないロクチャンなのでした。

と、いうことで今日3回目のPC教室にいってきます。
最初いろんな年齢層の生徒が勉強に来てるとオモタけど、思いのほか
じ様、ば様が多くてオドロイタ。

上記のスレでロクチャンは年寄りではと憶測された訳がわかった。

106:ロクチャン
13/03/28 03:05:15.42 eZVNsoWB
>>103

西之宮銀一郎   えっ?ああ、名を言って見ろということだったので…

                ひょっとして当たってたりして。ww

107:ぴょん吉 ◆pyons0NwWw
13/03/28 03:18:25.12 BC8rMA2B
                        
                    
                  
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは奴のレスで作業の話を聞いてるのかと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにかなぞなぞになっていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

108:Classical名無しさん
13/03/28 17:15:57.68 9Q8kre4x
話がバラけてきたが面白い方向に行きそうだ
ロクチャンに期待

109:ロクチャン
13/03/28 18:51:53.87 eZVNsoWB
>>107 
 ????.    正直。このAAのセリフを読んでドキッとした。

ぴょんチャンは、この物語に秘められた核心に近づいた唯一の読者かも?

110:ロクチャン
13/03/28 19:07:09.91 eZVNsoWB
>>108

 あっ!忘れるところだった。以前いた預言・予言スレでは
明記していたが、本スレでは述べてはいなかった。

 たとえ一人でも応援してくれる人がいる限り物語は進行していく。
しかし、応援の書き込みが途絶えれば物語の進展はありえないと。

今、ここに期待の言葉をいただいた。
このまま一気に完結に向けて突き進むぜーっ!

111:俺の名を言ってみろ!
13/03/28 19:07:14.46 C8syX+/t
  ( ゚д゚ ) ガタッ マタ ピョンキチニ サキコサレタカ・・・・
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/     /

112:ロクチャン
13/03/28 20:57:05.40 eZVNsoWB
 以降、物語が完結するまでオデはそれ以外の書き込みを一切差し控える。

イッツ、NON STOP! 途中、どうか応援や励ましを。それだけが頼み。

113:ロクチャン
13/03/28 20:59:23.62 eZVNsoWB
訂正
    それだけが頼み→それだけが頼り

114:ロクチャン
13/03/28 21:40:16.26 eZVNsoWB
     近づきつつあるファイナルの予感で始まる{其の六}

 何が何だか理解出来ないままの俺に田辺はかまわず続けた。
「おタネ婆さんは本来、オレやオマエの知るはずの無い人間だったんだよ。」

あの白昼夢のような俺の体験はやはり現実では無かったのか?これに対する
田辺の見解は?

彼の説明がここから始まる。実際は何度も俺の愚門で話の間に茶々が入り、
話の進行を邪魔するのだが…。これを割愛して、彼の言葉のみをそのまま
以下にお伝えする。

115:ロクチャン
13/03/28 22:13:22.29 eZVNsoWB
 「振り返って見れば今回のオマエの体験談。ようく落ち着いて覚めた
眼で見つめ直すと、随所に無理がある。っつうかツッコミ所満載なワケ
よ。例えばオマエはオレの姿を見るや、いきなり携帯でオレを呼び出し
た。オレは空手着のままだぜえ。
普通、携帯持ってるたあ思わねえだろー。てかオマエ最初オレの空手着
姿あまり気にも止めなかっただろう。
(確かに携帯での会話で田辺がもう一人の自分の格好を聞いてきた時に
初めて意識したような…。)

更にオマエがオレ達二人を追いかけてた時もそうだ。
あと20m手前まで追い詰めたんだよな。
これまた普通に大声でマテーッだのオーイとか呼びかけるだろう。
頭がいっぱいいっぱいで気がつかなかったとか。
息を切らしてて余裕がなかったとかは無しだぜ。なんせオマエさん
走りながら携帯でオレに実況してたんだからなあ。

116:ロクチャン
13/03/28 22:42:30.49 eZVNsoWB
 そして、極めつけはおタネ婆さんだ。
オマエの話を一つの短編ストーリーとするなら、なあーんともこの
婆さんの存在が浮いてるんだよなコレが。
しかし出てくるからには何等かの、それなりの理由、必要性がある
んだよな。ま、あくまでストーリーとしてだがな。

そこでオレは、こう考えてみたんだ。

もし、先ほどオレ達が出会った位置と、オマエが目撃したオレ達の
位置とにズレが生じてなかったら…。

もし、あの時あのタイミングでおタネ婆さんが出現していなかった
ら……。(あっ!オレは思わず声をだしそうになった。)
オマエはオレ達に追いついてたんじゃねえのか?

そう、いづれの場合もオマエがもう一人のオマエと、ご対面という
シーンだったんだ。

それを何かが、大きな存在の何かが必死こいて妨害してんだよ。
邪魔してんだよ!

117:ロクチャン
13/03/29 16:48:49.73 0AcYd0NV
 
 よくSF映画や小説で、時間軸のそれぞれ異なる同一人物が出会うとどちら
かが消える。もしくは、その世界がとてつもない大混乱に陥る。
あるいは、ドッペルゲンガー現象でもう一人の自分の姿を見ると死ぬとか…。
よく聞く話だよな。

オレ達人間は知ってるんじゃないのかな。本能的に。先ほど言った
決してあっちゃならねえ出会いってやつをよ。

最初に違和感を感じたのはオマエとの携帯でのやり取りの最中だった。

118:ぴょん吉 ◆pyons0NwWw
13/03/29 16:48:50.43 dMi/nYvT
おタネ婆さんってネーミングがババーの干からびたま○こを連想させる

119:ロクチャン
13/03/29 17:09:11.29 0AcYd0NV
 その時は話に気を取られていて、それが何なのか分からなかったんだ
が、道場を飛び出して走っている最中に気付いたんだ。
おタネ婆さんだよ。

確かに以前何度かタバコを買いに寄ったことがある。世間話の一度や
二度交わした記憶も確かにあるんだが…。
これがどうにもとってつけた様な……、とにかく妙な感じなんだ。

これは……いや、こんな事オレぐらいしか考えつかんだろうが、
こう考え…いや、思い返してみたんだが…。

120:ロクチャン
13/03/29 17:41:59.20 0AcYd0NV
 オレは2,3日前いや、携帯での会話以前に、この婆さんのことを考え
たり思いだいたりした事があったかってな。
無い!オレは人並み以上の記憶力を持つがそれは決してないと断言できる。
(自分がよく知っている人のことを以前思い出した事があるかなんて、
そんな思考形態ないだろーフツーは。まあ、それがいかにも田辺ならでは
って感じではあるんだが。)

つまり、上手く言葉で言い表せないんだが…、会話中強引に頭の中に
おタネ婆さんの情報が記憶としてネジ込まれたみたいなんだ。
催眠術だとかそんなチャチなもんじゃねえ。なにかもっととんでも
ねえなにかが(ん!なんかどっかで…。)

121:ぴょん吉 ◆pyons0NwWw
13/03/29 20:43:19.71 dMi/nYvT
           、、、、
         ./  ̄ ̄ \              
        / |||||||     ヽ{¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶ ̄ | |
       |         |{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{|___l |
       |          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \_y'
       |   ====  |
       |   一  ー  |
       (|.  ⊂⊃ ⊂⊃|)
        |    , ∪ 、 |  
        |   /___ヽ|  
        ヽ   |___ノ /  
          ヽ、___ノ   
           ,―∪―、   
          |:::::::::::::::::::|

122:ロクチャン
13/03/29 22:13:20.15 0AcYd0NV
ぴょんチャン、感が鋭そうな人だとオモタ。
     
       お話終わるまでネタバラシしたらダメだお。

123:ロクチャン
13/03/29 23:25:57.85 0AcYd0NV
 オマエだって、二人に追いつく直前この場所で婆さんのこと頭に浮かんだ
んだろう。しかも、15年前のたかだか3~4千円の借金で婆さんを恐れる。
結果、この曲がり角で足を止めざるをえなかった。そうなんだろう。

(もう何もかもが田辺の言う通りだった。話を聞くほどにおタネさんに対
する怖さが…いや記憶そのものが薄れていくような気がした。)  
そして結果的には角を曲がったあの道で二人を見失うことになる。

オマエ近所なのにあの道に入ったの初めてって言ったよな。

いやあ実はな、以前から考えていたことがあるんだがな。今回のオマエの
体験が正にソレだったんじゃねえかって思うわけよ。

まあオマエも知っての通り、オレあ神ってものの存在をこれっぽっちも
信じちゃあいない。そんなオレがこんな話するのも何なんだが……。

この世っつうか自然界ていう奴はヨ、その仕組みてかカラクリというか、
その本性をオレ達人間にはなかなか明かしちゃあくれねえ。

124:俺の名を言ってみろ!
13/03/30 00:47:19.40 /69J0FD7
  ( ゚д゚ ) ゴクリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

125:ロクチャン
13/03/30 11:48:31.37 y5LWisw/
 
 (こうして、田辺の話もいよいよ佳境に入っていく。

独創的な、そうして感性豊かな彼の視点で捉えた俺の異常体験は

          果たして、どのように解明されるのだろうか。)

126:ロクチャン
13/03/30 19:50:46.49 y5LWisw/
 まあオレあ物理やら科学やらには疎いんだが、どんなにロケット工学が
進歩してもどんな高性能のエンジンが開発されたとしても光よりは速くは
飛べないんだってな。つまり人間が広大な大宇宙に乗り出しても行き着け
る先はたかが知れてるってことだ。
あと、電子だとか素粒子だとかってやつも位置とその姿を測定しょうとす
ると自らの存在をボヤカシちまうんだってな。測定しょうとするだけで、
これまでと違ったふるまいを見せ決して正体を見せようとはしないそうだ。

 だだっ広い大宇宙も、そしてチッちゃなミクロの世界も、その究極の姿
を決して人間の眼に触れさせようとはしない。恥ずかしがり屋なんだ。
その隠蔽性は徹底している。むしろ人間的とさえ思えるじゃねえか。
とにかく、何等かの意志が存在していると感じずにはいられねえ。
その意志によって我々の世界、大自然は存続させられているってな。

まあ敢えて言うなら…そう、自然の摂理とでも言おうか。我々人間も
ふくめた決まり事みたいなのが存在してるんじゃないかってね。

(おいおい田辺の奴、哲学話し始めたぞ。)


そう思っている。まあ

127:ロクチャン
13/03/30 20:47:06.67 y5LWisw/
 ところがだ、一見そんな完璧主義者に見える[自然の摂理]とやらも
極々稀に綻びを見せる事がある。
如何にも昭和っぽい例えでこっ恥ずかしいが、レコード針の不具合で
音が飛んだり、上映フィルムのトラブルで映像が飛んでしまう様な…。
酷い時は映画のストーリーの時間の流れがチグハグになることもあっ
たそうだ。突然胸に弾傷が現れ、銃で撃たれた途端に傷が治るみたい
な。

非常に稀ではあるが、そんな不条理な現象を平凡な毎日の連続である
オレ達の日常にフッと垣間見ることがある。

例えば今日オマエが体験したようなことだ。
このような綻び現象を我々人間に目撃されることを[自然の摂理]は何
より嫌がる。
この様な事態になった場合、自然ってやつあ速やかに、かつ秘密裏に
何事も無かったかのように取り繕おうとする。
自然の自浄作用というか、まあ、一種の修復作業だな。

128:ロクチャン
13/03/30 20:53:41.22 y5LWisw/
>>126
の最後の行は誤り打ちです。
        無視してくらさい。

129:ロクチャン
13/03/30 21:45:14.68 y5LWisw/
 こんな事は、人類史黎明のころから幾度となく起こってはいたのだが、
殆どの場合人間に気づかれることなく手際よく処理されてきた。
それでも何千回、何万回のうち一人二人はソレを覗き見たり、その現場に
遭遇する者がどうしても確率的にでてくる。

世界中に伝わる奇伝、神話あるいは予言、タイムスリッツプ、瞬間移動等
の超常現象もソレらを目撃したり綻びに巻き込まれた人間によって語り継
がれた話じゃあねえかなって思うんだ。

今日、オマエが目撃した自分がチョッとだけ未来の自分だったのか、
別次元の自分だったのかは分からねえが、いづれにしても……。

オマエの場合も御多分に漏れず、誰悟られることも無く。速やかに簡単に
修復処理されるはずだった。いつものようにな。

しかし、オマエの予定外の行動が手順を狂わせた。{大自然の摂理}を慌て
させたんだよ。
ホーント、大した奴だよオマエさんはよう。

(エッ、ドユコト?)

130:Classical名無しさん
13/03/31 06:25:39.92 ulLrKJ45
ほんとはアボカドというんだよ
そう言うといきなり黒いのがあらわれてどこかに連れ去られてしまった

131:Classical名無しさん
13/03/31 06:31:31.91 ulLrKJ45
あなたが落とした斧はこの金の斧かい?
熊の着ぐるみのファスナーを降ろすと中からあらわれたのはシロクマでした
するとどうでしょう
森の仲間達がざわめき始めました

132:Classical名無しさん
13/03/31 06:34:38.86 ulLrKJ45
これ以上は待てない!
命が危険だ!
誰もがみんな待っていました
そうです
空を飛ぶときがついにやってきたのです
終わり

133:Classical名無しさん
13/03/31 18:06:56.43 IWS26Kw4
くそツマンネ

134:ロクチャン
13/03/31 21:12:27.25 9FTT7WlU
 オレの理解する「自然の摂理」ってやつも何でも出来るスーパー万能では
無く、使えるワザにも限られた範囲があるようなんだ。
例えばオマエが自分の分身と遭遇する前の時間に遡って完全修復をはかると
かは出来ないらしい。実際やってないし。
我々と同じ時間の経過の中で事を運ばねばならんらしい。

なるべく大ゲサにならないように、余計な人間を巻き込まないように最小限
にコンパクトに修復処理を行わなければならない。
あまり大胆な大技は使えないんだ。

通りの角を利用してオマエの分身を70メートル先にワープさせる。
恐らくこれが出来る範囲内の、禁じ手ギリギリってとこなんだろう。
角を利用したのも他の人間に目撃されないよう、影響を与えないよう
にとの配慮からなんだろうな…たぶん。

135:Classical名無しさん
13/04/01 00:00:48.62 4unbO2Cd
 昔から語り継がれている数々の超常現象。未来予知、UFO、心霊…。
そんな中で一番胡散臭く思っていたのはパラレルワールドの話だ。
以前までのオレならばな。
しかし最近そのパラ説を見直すようになったんだ。多くの不可思議現象が
このことで説明がつくことに気が付いたんだ。

このオレ達の世界と少ーしずつ食い違った無数の世界…あるんじゃねーか
なって思えてきたんだ。それらの世界は同じ位置に重なり合っているが、
それぞれの世界の住人はそのことに気が付かない。
しかし、比較的近い世界同志が何かの拍子にクロスオーバーする時がある。
ビデオテープの転写現象のようなもんだ。
磁性体に電気信号で情報をおさめたテープどうしが重なり合った状態に
なっているんだが時として隣のテープの情報が磁気的に転写する場合がある
らしい。カラオケルームに設置した監視カメラ、チョッと前までは記憶媒体
にテープを使ってたんだが…。
誰もいないルーム内にウッスラと透明な人影が動いてるのを記録した映像が
心霊現象として話題になったことがあった。

当時は同じテープを何度も使い廻ししていたらしい。その結果、残留磁気や
転写の影響で過去の映像が焼き付いたらしいんだ。

オマエの目撃した分身もチョッとだけ食い違った比較的近い別次元の自分を
見ちまったんじゃねえかなって思えるんだ。

136:ロクチャン
13/04/01 00:07:01.71 4unbO2Cd
>>135
  はロクチャンですた。

137:Classical名無しさん
13/04/01 00:44:15.74 QSoDQjqw
お前本当は誰なんだよ

小説用のコテ作って書いてるんだろ?

138:ロクチャン
13/04/01 00:50:52.74 4unbO2Cd
今回のオマエの体験もそうだが、この自然の修復作業もこのパラレルワールド
が大きく関わってやがるんだな。

そしてタバコ屋の角からはいったこの通り、近所に住んでいながら一度も入っ
こと無いんだってな。言われてみるってーと、実はオレにも住んでる近くに
そーゆうトコが2か所ほどある。別に理由は無いんだが只の一歩も足を踏み入
れたことの無いエリアが確かに存在する。まあそこに行く用がなかったからっ
ちゃあそれまでなんだが。誰にだって一か所や2か所あるんじゃねえのか?
しかし誰も普通そんなこたあ気にも止めねえだろう。

そこを突いてくるんだよ「自然」の奴はよう。いわばこのダークゾーン…。
修復作業をスムーズに進行させるために各人各人それぞれに設けてるんじゃ
ねえのかな。このゾーンの位置は人それぞれに異なるんだと思う。

チョッと修復作業が面倒なことになった場合に「自然の摂理」はこのダーク
ゾーンとパラレルワールドの二つの道具を使って解決をはかるんだヨ。

(それにしても田辺のなんと想像力豊かなことか。いままでいろんな小説や
SF映画を観てきたが、ハハハッ自然の摂理の修復作業って……。)

139:Classical名無しさん
13/04/01 19:07:14.61 iO6MeJz0
どですかでん

140:Classical名無しさん
13/04/02 08:13:53.38 dlAneJn0
ちなみに「どですかでん」はロクチャンが主人公の黒澤明の映画

141:俺の名を言ってみろ!
13/04/02 20:23:27.66 0N4hjl4m
  ( ゚д゚ ) いよいよ完結か!
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

142:ロクチャン
13/04/03 01:36:39.34 6Uawliqx
 この世界のオマエより、ほんの50メートルだけ先を歩いているオマエの
住む世界。チョッとだけ違う、そして極めて近いお隣りの世界。
何かのはずみでその世界とクロスオーバーしちまったんだ。
この突然に生じた自然の綻びをたまたま目撃するハメになったオマエ。

湧き上がる不安と恐れの気持ち…しかしそれを上回る好奇心に駆られたオマエ
は追跡を開始する。70メートルワープという自然界の大技にさしものオマエ
も足が竦む。まっ、この場合ワープというよりも曲がり角を利用して、
70メートル先を歩いてるオマエのいる世界をクロスせたとしたほうがオレの
説に一貫しててスマートかな。

こうして更に追跡すべきか躊躇してる間に……後は簡単だった。オマエの分身
がタバコ屋の角を曲がってダークゾーンに入る。視界から消えたタイミングで
分身を消滅させる。

更にオマエの頭の中に若干のバイアスをかけ体験したことがあたかも幻か
白昼夢であるかのようにあやふやな記憶としてゴマかすだけ。
ここに修復作業完了、めでたしめでたし…のハズだったんだな。

ところが、ここで全く予期せぬ出来事が「自然の摂理」を慌てさせた。
オレの登場だ。

143:ロクチャン
13/04/03 02:32:21.30 6Uawliqx
 唐突に出現したオレは「自然の摂理」にとって予定外の存在だった。
しかも、この二人の分身は路上でかち合い、あろうことか立ち話を始めちまった。

さあ、思わぬオレの登場に元気づいたオマエは再び追跡を開始する。
このままではオマエは二人に追いついちまう。
この予想外の急展開にはさしもの大自然界も相当に焦ったらしい。その後に
矢継ぎ早に繰り出される強引な力技の連続を見るにつけ察するに余りある。

まずは流石に大自然、3.0の視力を誇るオマエより先にオレの出現に気づく。
そして素早くタバコ屋の手前でオレ達が出会う世界をクロスさせ位置の修正を
はかる。こうして真っ向からの対面を避ける。勿論、オマエに追いつかせる
わけにもいかない。

そして今回「自然の摂理」が使った反則とも思える最大のワザ!
おタネ婆さんの登場ということになる。

144:俺の名を言ってみろ!
13/04/04 07:57:09.95 UYCv5MCZ
  ( ゚д゚ ) 15~6年前のおタネの話を携帯で田辺に・・・おタネ 謎だ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

145:ぴょん吉 ◆pyons0NwWw
13/04/04 15:20:30.25 YuutYs5H
・・・おタネ・・・淫靡な響き・・・

146:ロクチャン
13/04/04 20:00:17.12 MCrR4nLR
さっき店のオヤジとの話で分ったんだがな。(俺は田辺の話を聞きながら、
何気に店の方を見つめていた。商品ケースの奥に座ってるオヤジ。左の目尻
の上に小豆大の黒子が目立つ特徴的な顔。ああ、そうだ、いたいた。そうだよ
この顔、昔っからこのタバコ屋はこのオヤジが座ってたんだよ。こんな特徴
のある顔を一時的にせよ忘れるなんて。)

先程も言った通りあの「柴タバコ店」には(ああ、これ店の名前。)オマエの
話に出てくるような婆さんはハナっからいねえ。
ただ、あのオヤジのお袋さんが30年前に病死してんだよ。
肺炎が悪化したらしい。


部屋の奥を覗くと、仏壇の上にそのお袋さんらしい遺影が掛けてあったのが
目に入ったんだが。オマエの話で聞いた婆さんとはおおよそイメージの違う
女性だった。40代後半の熟女だったがパッチリとした優しそうな目が
印象的だったなあ。

名前はタネさん。……柴 たね…さんだ。

147:ロクチャン
13/04/04 21:49:24.58 MCrR4nLR
さあ、もうパラレルのクロスだの、コンパクトに目立たずにだの言っちゃ
いられねえ。実在しねえおタネ婆さんの虚像、幻影を創り出しチマった。
同時に携帯で繋がってるオレ達の頭ん中におタネさんの偽記憶をブチ込んで
きやがった。もう、なりふり構わずのていだ。
このタバコ屋が重要なポイントでもあることから、30年前に亡くなった
「柴たね」さんをモデリングして名前もそのままに「おタネ婆さん」という
キャラ一人を創り出すという荒業だ。

こうしてオマエは追いつく直前におタネ婆さんの脅威に無意識にも足が鈍り
始め、とうとうこの店前でストップしてしまう。

あとはオマエが体験したとおりの運びとなるわけだが……。

148:ロクチャン
13/04/04 22:19:36.52 MCrR4nLR
しかしよう。そうまで必死こいて、何より最優先で避けようとした…。
次元の違う本人どおしの真っ向からの対面。

もし、実現していたら…。一体どれほどの事が起こったんだろうなあ?
平凡な毎日の連続、そんな中にどっぷりつかってるオレ達には想像だに
できないが、よほどの事態が生じたのだろうなやっぱ。

これ程までに「自然の摂理」をあわてさせた事の始まりなんだが…。
そも何んでオレが出現するハメになっちまったのか?

オレあ巻き込まれちまったんだよ。
オマエさんに。

こうして田辺の見解もいよいよ最終局面へと入っていく。

149:ロクチャン
13/04/04 22:31:31.47 MCrR4nLR
ここ2,3日他のいろんなスレに書き込みの修行にイテキタ。
まだ書き込みの初心者だからネ。いろいろ荒波に揉まれたほうが
いいかなって。ww

ま、実際には大した書き込みはしてないんだけどね。

エッ?どんな書き込みをしたのかって?
(誰もきいてねえよってか。)

150:ロクチャン
13/04/04 22:51:21.22 MCrR4nLR
例えば…、一番新しいとこで……
ゾンビのネタがでてるスレで

死人に口なし、しかしゾンビはうるさい.  …だとか

ケンシローがゾンビの秘孔を突いて、こう言った。
       「オマエはもう、死んで……。」    とか。

また、ちがうスレでは

    色白の黒人と、色黒の白人は
              どちらが黒いか?


みたいな質問をぶつけてみたり。
あと、2チャンネラーなら一度は言ってみたい言葉、おまいら・
テメーラ!・ボケ・クソして寝ろっ!なんて書き込みも思い切って
やってみた。
チョッと気持ちヨカタ。あっ、モチロン名無しさんでね。

151:ロクチャン
13/04/04 23:09:49.45 MCrR4nLR
……で、久方ぶりに戻ってくるってえと。
こらまた随分と寂しいスレになってることに気づく。
まあね、お話自体が地味な上に主だった登場人物3人しかいないっつう
のもねアレなんだけど。

書き始めの予言スレにいたときは多少なりとも読む人の目を意識して
なるべく飽きさせないようにしてた。
テンポよく話を進め、次の展開に期待を持たせるよう心掛けていたん
だけど…。

なんか、自分のスレ持っちゃったら他の人の目をあまり意識しないよう
になって自分のペースで書き始めたんだよね。

152:ロクチャン
13/04/04 23:44:03.75 MCrR4nLR
田辺の解説のくだりになると更にテンポが悪くなり、延々と長話が続く
まあ話がだらけてきて飽きてきちゃうんだろうね。読んでくれてる人も
そら離れていくわ。  
早くよりそのことは分かってはいたんだけど。この田辺の話してること
コレが一番力入れて書きたかったとこナンダ。

前にも言ったことだけど、コレは小説じゃあない。
巷で語られる超常現象へのひとつのアプローチとして自分の創造した
イメージみたいなものを、拙いながらも文章で示してみたかった。
それだけ…。

だから、予言スレにぶつけて皆の反応を見てみたかった。
スレのテーマからも決してスレチだとは自分的には思わなかったんだ
けど。まあ、いろんな考えの人が集まってるスレだから…。

まあ、オデも含めての話だけど「自分だけが正しい」という思い込み
に陥らないようにという教訓を忘れべかざるってことだネ。

153:ロクチャン
13/04/04 23:55:22.68 MCrR4nLR
さあ、ということでこの恐ろしくもテンポのわるい物語もいよいよ明日
が最終回です。ドラマだったら視聴率1.2%ってとこかな。
最後は原点に帰ってソレらしい終わり方で締めくくりたいと思いまし。

ここまで来たら例え一人も読んでくれてる人がいなくても終わらせる。
じゃ、
    オヤスミナサーイ。

154:Classical名無しさん
13/04/05 00:01:19.52 ZBMbOzHe
   ∩_∩
  γ─-ヾ   
  (´・ω・`)  
  _| ⊃/(___   読んでます。最終回たのしみです。オヤスミ
/ └-(____/

155:Classical名無しさん
13/04/05 05:13:00.18 D3+IZFxw
正直おもんない

156:俺の名を言ってみろ!
13/04/05 07:57:09.80 zTR1p6X1
ここは作品スレとして普段は自由に他スレで思い切り遊ぶ
他スレだと色々書かれて思うように作品残せないからね 
俺たちもここだと落ち着いて読めるよん。

157:Classical名無しさん
13/04/05 23:23:16.66 xJSYS5dc
じゃあ、俺の名くんもなんか作品書いてみ

158:Classical名無しさん
13/04/05 23:46:28.31 g35fmpck
      _、、、v プギィィィィ
   ,;:''":::: ・゙゙゙・、  
 ~;',;; ,;;;; ,;,;;ク⑪ク
   しー し─J   うるせえ
   ヽ(´・ω・)ノ  イノシシぶつけんぞ
     |  /          
     UU    いっぺん言ってみたかった。

159:俺の名を言ってみろ!
13/04/05 23:50:25.75 zTR1p6X1
>>157
そら 無理だw

160:ロクチャン
13/04/06 01:41:29.60 uyrb0BYd
あ、ゴメン。今夜チョッと頭痛がする。鼻水出ないし風邪じゃないと思うけど

21時ごろまでTV見ててソノママ居眠りして30分前に起きたら、この状態。

1日お休みします。

「俺の名……」さん。いつも暖かく見守ってくれてアリガトネ。
最後まで読んでね。

              とりあえず今夜はオヤスミナサーイ。

161:Classical名無しさん
13/04/06 06:19:03.72 gmSETx6x
おやすみなさい

てか朝だけど

162:Classical名無しさん
13/04/06 06:20:08.92 gmSETx6x
なので、おはようございます

163:Classical名無しさん
13/04/06 06:22:56.73 gmSETx6x
ロクチャンも他のスレに書き込んでいいんだよ遠慮せずに
IDがゲームセットx6チャンx!

164:ロクチャン
13/04/06 11:50:23.92 uyrb0BYd
うう、今起きたお。(10分前の携帯の着信音で…。)昨夜9時頃からカウント
すると睡眠時間正味10時間を超える。
途中2回目が覚めチョコっと書き込みもしたけれど、こんなに長時間寝たの、
過去に記憶がない。携帯鳴んなかったらいつまで寝てたかワカラン。

普段のオデの睡眠時間は平均して3時間を切っている。
……こんなに寝たんだ、今夜は目が冴えて寝れんだろうな。

つまり…、じっくりパソコンに集中できるというわけだ。
ヨシッ!それに備えてお菓子を買い出しに行こう。何がいいと思う?

オッ!外は雨か…。

165:ロクチャン
13/04/06 19:01:55.18 uyrb0BYd
       無心で始まる{其の六}後半

 先ほども言ったが、まあさか空手着のオレに携帯かけるなんざあ、流石の
大自然様も夢にも思わなかっただろうぜ。しかも、そんな嘘っぽい与太話に
乗ってオレが練習そっちのけで道場を飛び出すなんてこともな。

(ここで俺は突っ込みを入れるのだが…、)
オマエにしてみりゃあ、オレの姿を見たから携帯を手にしたってとこだろうが、
ここんとこのクダリはひとつのループになってて、何が先でどれが後かって
論じるのはあまり意味がねえと思うんだが…。
ただオレの直感がやはりオマエが携帯でオレを呼び出したからオレの分身が
現れることになった。……そう叫んでいるんだ。

人類史開闢以来2万年とも3万年とも言われる悠久の時の流れの中。文明と
科学が進歩してテレビや携帯だのを人間が手にし始めたのはホンの一瞬前の
出来事なんだ…、自然界からしてみたらな。
そんな最新の文明の利器への対応にもまだ不慣れなところもあったのだろう。

それやこれやの重なりが「自然の摂理」を慌てさせた。

166:ロクチャン
13/04/06 19:04:39.17 uyrb0BYd
あっ、ゴメン。ここでチョッと中断して
      「のど自慢ザ・ワールド」見るわ。

167:Classical名無しさん
13/04/06 23:35:14.98 uyrb0BYd
 修復作業において、対応すべき対象者が一人の内はまだ楽勝だが、これが
一人増えて二人になるってえーと途端に難易度が10倍くらいにハネ上がる。
しかも、新たに出てきたのはチョッと捻くれたものの考え方と見方をしちまう
オレだった。普通の奴なら見逃すような、日常の些細な異変も気付いちまう
イヤーな奴。
(その点は認めざるを得ない、おかげで俺もおタネさんが実在しないことに
気がついたのだから…。)

ということでオマエは、この世を支配する何者かにとって最も歓迎されざる
人間を巻き込んでしまったわけさ。

そのあとの奴の狼狽えぶりは、オマエの体験を振り返って見れば
推して知るべしってとこだろう。
ま、コレが今日オマエが目撃、体験した不可思議現象に対するオレの見解だ。

……こうして田辺は話を終えると満足そうな顔でタバコの煙をふーっと吐いた。

コイツ、いつの間にタバコを…。

168:ロクチャン
13/04/06 23:55:13.00 uyrb0BYd
「おまえ、携帯を持ってこなかっのは分かるが、その格好でよくタバコ
は忘れずに持ってきたな。」と、呆れ顔の俺に「バーカ、さっき店の
オヤジと話してるときに買ったんだヨ。100円ライターと携帯灰皿と
セットでな。いくらこんな格好で飛び出しても財布ぐらいは持ってくら
あな。」そういうとワザと俺の方に向けてフーッと煙を吹きかけた。

ゴホゴホッとチョッと大げさに咽びながら、田辺の方を見る。
全ての解釈を語り終えた彼は御満悦の表情で、どうだと言わんばかりに
俺の顔を見つめていた。

169:ロクチャン
13/04/07 00:22:31.06 s/AoQEF/
 
 それにしても田辺の解釈…。特に異論は無かった。ってゆうか奴のその
圧倒的に豊かな想像力に只々、脱帽するばかりというのが正直な感想だった。
こんな謎解き、俺のような凡人にはとてもとても思いつくもんじゃない。

まあ、細かいところでは幾つかツッコミどころも無くはなかったが、何せ
相手は大自然の強大な何者かだ。俺達の常識でその理屈を全て説明できる
訳もなく…。大目にみようではないか。
だって、見てくれよ。あの悦に入った田辺の顔。余計なことを言って気を
悪くさせることもないだろう。

しかし、どうしても引っ掛かるところがひとつだけあった。

170:ロクチャン
13/04/07 00:59:41.60 s/AoQEF/
 田辺の説をベースに体験したことを思い返してみると…。
確かに基本的には理屈は通っている…ようにはみえる。
うまーく辻褄はあってはいる。とりあえずは………。

しかし、やはり、おタネさん登場のくだりがどーもチョッと違和感が
あるっつうか納得しかねるのだ。
そこに至るまでは田辺のいう「自然の摂理」の「修復作業」は一定の
ルールに沿った形で粛々と進められていた。しかし………

おタネ婆さんのとこだけ仕事が妙に強引過ぎて不器用に思えてならない。
これだけ人智を超えた未知数のパワーを持ち合わせた強大な「自然の
摂理」だ。もっと簡単に素早く、そしてスマートにこなせたのではない
か?
ここから先はあくまで俺個人の追加解釈なのだが……。

171:ロクチャン
13/04/07 01:15:55.20 s/AoQEF/
 おタネ婆さんの虚像をいとも簡単に見破った田辺の登場は、これまで経験
したことのない刺激を与えたのではないのだろうか?「自然の摂理」に。
だから、田辺は招かざる客ということじゃなく、むしろ、稀なる好敵手と
して迎え入れたのではないのか?
そうして、嬉々として敢えて手の込んだ手法で田辺に挑戦してきたのでは
ないのだろうか?

認めたのだ。
     ライバルとして……。

172:ロクチャン
13/04/07 01:59:04.76 s/AoQEF/
 クソーッ!送信しょうとしたら打ち込んだ文が…
     
         また、消えた。
            コレが一番こたえる。

173:ロクチャン
13/04/07 02:35:06.33 s/AoQEF/
 そしてもう一つ、おタネさんに関しては思うところがある。
田辺の話を切っ掛けに、既に俺の頭の中はあの怖ーいイメージのおタネ婆さん
の記憶は幻の如く薄れていた。
なんたって実際には会ったことも無い知らない人なのだから…。
一晩寝たら完璧に怖いお婆さんの記憶は消えているだろう。

ところがだ、俺がまだ若かりし学生の頃、おタネさんに可愛がられ色々と面倒
見てもらった方の記憶は全然薄れていないのだ。
あの優しい目をしたおタネさんの面影。あの頃の懐かしい、いい思い出は
より一層鮮やかな記憶として頭の中に…いや、心の中に刻み込まれている。
現実には体験していないのにもかかわらずだ。

会ってみたい、…もう一度。
        
         無性に会いたくなった。

174:ロクチャン
13/04/07 03:27:56.51 s/AoQEF/
 そんなおタネさんの存在そのものを否定する、田辺の虚像説を素直に
受け入れるることに抵抗があったのだ。夢か幻として認めたくなかったのだ。
満足げな田辺の顔を見ると彼の説にケチをつけるのは忍びなかったのだが…。
このおタネさんに関してだけは譲れなかった。

遠まわしに、そして気を悪くしないように心配りながら呟くように問いかけた。
「なあ、田辺。」「ん?]タバコの灰を携帯灰皿に落としながら顔を上げる田辺。
「おタネさん、……本当に実在しないんだろうか?」
田辺の顔色を伺いながら続けた。「どこか遠くの別の世界に生きてるんじゃな
いかって…、なんかそんな気がするんだよな。」

田辺はゆっくりと煙を吐きながら遠くを見つめるような表情で「そうだなあ、
オレにも分からんが、どこかで生きてて欲しいよな。きっとオマエのこと
自分の息子のように心から心配してくれる優しいお婆さんだったと思うよ。
なあんかオレもよう、会いたくなってきたぜ、おタネ婆さんによう。」

これ以上はない答えだった。俺の期待どおりの答えだった。

何故、奴と20年以上にわたって親友関係が続いているかがわかった気がした。

175:ロクチャン
13/04/07 03:56:08.76 s/AoQEF/
 田辺。いいやつだな。改めて彼の方を見る。
おっ、奴も俺の方をじっと見つめてる。奴も同じ思いでこっち見てんのかな?
おいおい、まだ見てるよ。照れるじゃないかよモウ。
ウワッ!
いきなり田辺の顔が近づいてくる。1m、60センチ、50センチ……
エッ!もしかして…キ・キッス。い、嫌あ、許してえ!
「オイ、武者小路。さっきから気になってたんだが…、」
田辺の目が俺の頭の方を見てるのに気づいた。そして俺の額を指さして
「オマエのおでこ……その何かのマークみたいな赤い腫れは何だあ?」
えっ、俺はハタと思いつくとタバコ屋の方へ駆け寄った。

176:Classical名無しさん
13/04/07 03:56:22.46 /uewsQMT
>>172
送信する前に文章を全文コピー&ペーストしてどこかに仮保存しとけばいい。
失敗して消してしまっても保存先から文章を書き込み欄に移せばいいだけ。

177:ロクチャン
13/04/07 04:18:28.30 s/AoQEF/
>>176
アドバイスありがと。言ってる意味は理解できるけど。悲しいかなオデには
まだソレをできる知識とテクを持ち合わせていない。
来週のパソコン教室の受講内容がワードなのでおしえてくれるカモ。
とにかく初心者なもんで…。これからも色々教えてくれるとウレシイ。

178:ロクチャン
13/04/07 05:07:31.75 s/AoQEF/
そうして、商品ケースのガラスに映った俺の顔。
おでこにクッキリとナイキのロゴマークのような赤い蚯蚓腫れがクッキリと
浮かび上がっていた。あの時おタネさんに張られた……。
思わず口に出して呟いた。「い、居たんだ。やっぱし…。」

ウインドウケースの裏ではオヤジが椅子に座ったまま眠りこけていた。
ふと、奥の部屋へ視線を移すと仏壇と遺影が目に入った。
ああ、あれが「たねさん」か。
3.0の俺の視力がとらえたのは40代後半と見られる女性の顔。
田辺から聞いた通り優しい目をした割と綺麗な人だった。

なるほど俺が先ほど遭遇したおタネさんとは似ても似つかない……ん、
い、いや、そうじゃない。
いまの俺の頭には既に怖いおタネさんの面影は忘却の彼方。
もう優しかったおタネさんの思い出しかなかった。そんな俺の目が捉えた
遺影の顔、似ている。面影がある。
思い出の中のおタネさんは60代半ばだが、あと15.6年ほど若かったら
この写真の人と同じ顔に違いない。

「柴たね」さんは…、おタネさんだ。

                そう確信した。

179:ロクチャン
13/04/07 05:22:06.96 s/AoQEF/
イ、イカン。いやあ、さすがに疲れたあ。もっと短い文で終わらせる
つもりだったけど。ついつい思い入れが入っちゃって……。

明日は必ず終わらせますよって。
今日はこれで勘弁。
じゃ、オヤスミ…あっ、もうこんな時間かあ。

180:俺の名を言ってみろ!
13/04/07 08:01:16.80 Ty9uke1/
身体壊さない様におながいしますョ

181:Classical名無しさん
13/04/07 08:20:53.36 5x8y3hHL
|....,,__
|_::;; ~"'ヽ
|//^''ヽ,,))
| ノ ヽ |  <コピペは簡単だよ
|  c  p
|  ム  丿
|    ノ

182:Classical名無しさん
13/04/07 23:08:35.58 x0qO7c0h
>>177
100文字くらい書いたら、すぐに送信すればいいよ。

183:【その1】←たとえばこんな感じで
13/04/08 04:51:36.17 1eDiBmbJ
いくつにも跨がる長文作品だと名前欄に番号打っとくと
見た目で順番もわかって読んでもらいやすいと思う。

184:Classical名無しさん
13/04/08 04:54:44.24 1eDiBmbJ
ロクチャン【タイトルその2】←とかね

185:ロクチャン
13/04/08 05:57:16.84 Ysajejnw
>>183 184
アリガト。そうだネ、書きはじめの頃はこんなに長い文になるとは思ッても
いなかったのでアマリ気にも止めなかったけど…。今度また作品を書く機会
があれば文頭に番号振ろうと思う。
そそっかしいから名前欄に書くと他のスレに書き込みしたときソノママ表示
されそうでwww.

って、うっかり寝込んで、今、目が覚めたトコ。なーんか睡眠サイクルが狂
ってきたかな。

186:ロクチャン
13/04/08 09:26:19.30 Ysajejnw
           後編ー11
 視線を再びオヤジの方へ戻す。ははは、気持ち良さそうに寝てる。
何かいい夢でもみてるのかな。しばらくオヤジの顔をみつめる。。そうして
左目の黒子に視線を移す…なーんだかもっと俺が小さい頃から知っている、
そんな気がする。と、頭が一瞬ボーッとするようなへんな感じ。

思えばさっきから何回かこんな感じになって気にはなっていた。
田辺におタネさんへの借金に対して問い詰められた時もそうだったし、
それにあの時も、それからあの時もそう……。幾度か経験してる。

これって別の世界とクロスする度にその世界にいるもう一人の俺の記憶が
部分的に転写してるんじゃないかなー。
で、その時は覚えてなくてもその後なにかの切っ掛けで思い出すような。
その時に、こんなボーッとした感じになるのに違いない。

催眠術で予めキーワードのようなものを暗示しておく。そうすると、術を
解いた後にソレを見たり聞いたりしたときに再び術中に陥るみたいな…。

187:ロクチャン
13/04/08 10:28:53.02 Ysajejnw
              後編ー12
 田辺の方へ踵を返す。
「へへへっ、どうしたぃ。」と田辺。
俺はおでこを摩りながら「いやあこれさ、さっきおタネさんにビシーッと
張られちまってネ。その跡ってワケ。ケッコ効いたもんねーコレははは。」
ほーんのくだらないギャグのつもりだった…急に頭がボーッとして浮かんだ
アドリブのネタ「これがおタネさん伝説の秘技……」と、
「秘技!地獄「地獄打ちっ!」田辺とハモってしまった。
二人同時にワザの名が頭に浮かんだのか?

「わっはっはははは……」田辺が大声で笑いだす。やや遅れのタイミングで
オレも笑い出す。「はははははっ……」何とも愉快で堪らなかった。
「自然の摂理ってえ奴あとんだ冗談好きだぜえ。オレ達の会話に混じりたか
ったのかあ?ハハハハッ」と笑いながら田辺。俺も「ああ、ユーモアってやつ
を持ち合わせているな。ははは。」田辺がつづける。「だが、ネーミングの
センスがなっちゃねえ。ハハハ」「しばらくは二人で笑い会っていた。
何だか「自然の摂理」と……友達になれたような気がした。

188:ロクチャン
13/04/08 11:04:36.24 Ysajejnw
             後編ー13
 気が付くとあたりはもうすっかり夕刻の闇が迫りつつあった。既に街灯の
明かりが灯り、二人の影を路上に写していた。
「しかし田辺よ。おまえ話の中でやたら、この世の何かだの自然の摂理だの
と連発してたが、意地でも避けてた言葉があるだろう?摂理って言葉まで使っ
ておきながら…。」田辺は眉間にシワをよせながら煙をフーッと大きく吐くと
「ケッ!言うねえっ。」
そして照れをゴマかすかのように、「オイ!武者小路。この近くにウマイ
焼き鳥食わせてくれるトコめっけたんだ。どうだい一杯付き合わねえか。
おおそうだ、いい機会だオレのダークゾーン通ってこうぜ。ははは、」
応えて俺「いや、今日はやめとく。何かソンナ気分でもないし、それに…
そんなトコ通って行ったら今度は俺がおまえの変な体験に巻き込まれ兼ね
ないしナ。」「ハハ違えねえ、じゃソレはまたの機会ってことで。」
一呼吸置くとオレは田辺に最後のツッコミを入れた。

189:ロクチャン
13/04/08 11:41:46.80 Ysajejnw
             後編ー14   完
 「ところでお前さあ、道場の稽古途中でおっぽり出してきたんだろ。
大丈夫なのか?」突然、田辺の表情から笑みが消えた。
「あああ、いっけねえ!後輩に移動稽古をまかせて飛び出してきたから
ナア。オイッ今何時だ?」俺は時計をみながら「もうすぐ6じだ。」
「やっべ練習生達もう1時間位正座したままオレを待ってるかもしれん。
もう夜の部の連中と指導員も来る頃だ。こうしちゃおれん。」
まったく、こいつときたらヌケてるんだか、鋭いんだか?

慌ててタバコを携帯灰皿に押し付けて火を消す田辺の様子を見ながら、
ふと、思ってみる。
こんな俺達をまた、どこか離れた所で眺めているもう一人の俺が…いや、
俺達がいるんじゃないかと……。通りの向こうを虚ろに見つめた。

住み慣れたこの街、見慣れ馴染んだ風景を夕闇が包み始めていた。



どこか遠くの方から馴染みのあるメロディーが流れてきた。


    ♪ジャンジャカジャカジャカ、ジャンジャン、プアーッ

190:ロクチャン
13/04/08 12:31:52.82 Ysajejnw
      アナザー  いつか、どこかにて……  1
 夕方に近い午後のひと時。
手入れの行き届いた植木。角には鮮やかな黄色に咲きほこる菜の花が心地よく
香っいる。家屋の方へ目をやると、どこか懐かしさを感じる木造の平屋。
ああ、縁側には柱に寄りかかって居眠りをしているお婆さんの姿が…。
その傍にはくすんだ薄紫の座布団に一匹の猫がチョコンと乗っかっている。
お婆さんにつられるかのように、やはり気持ちよさそうに眠っている。

眺めているだけで和んでしまう癒しの光景。昭和の頃にはよく見られたが
最近はこういう佇まいは少なくなってきているのが寂しい。

おや、お婆さんの膝には縫いかけの雑巾が…。きっと裁縫の途中で穏やかな、
春の心地よい日差しに誘われるようウトウト寝入ってしまったのだろう。
それにしても、このお婆さん実に気持ち良さそうに眠っている。
穏やかな寝顔、ピクリとも動かない。まるで死んだようにグッスリと……
って、まさか……と、お婆さんの肩がビクッと動いた。
やがてその目がパッチリと開く「ふあああーっ。あらあら、つい居眠り
しちまったらしいねえ。はは、やっぱ歳だねえ。」と大きく伸びをすると縁側
の床に手をつきそばの柱を支えに立ち上がった。
ふーっ。よかったあー。

191:ロクチャン
13/04/08 12:59:22.52 Ysajejnw
          アナザー    2
 傍らの猫に気が付くと「おや、ルドガーおまえも一緒に寝てたのかい。」
そういうと奥の部屋の柱時計に目をやる。「ああ、もうこんな時間かい。」
再び猫の方に「も少ししたら夕ご飯作ってやるからね。いい子して待って
るんだよ。」そう言うと部屋の奥へと向かった。
ああ、ルドガーというのはこの猫の名前だ。
2か月ほど前にどこから来たのか庭に迷い込んで来た。お婆さんに可愛がられ、
ご飯を食べさせてもらううちに、いつしかこの家に住み付いてしまったのだ。
お婆さんの方も30年来の一人暮らし、寂しさを紛らすのに丁度いい話相手
ができたという分けだ。
ルドガーの名前の由来はお婆さんが好きだった外国の俳優ルドガー・ハウアー
からとったとされる説が有力だ。

192:ロクチャン
13/04/08 13:33:21.01 Ysajejnw
           アナザー    3
 薄暗い部屋の奥へ向かうお婆さんの姿を目で追うと…。
更に奥の方には明るい出窓のようなものがある。そこからは通りの電柱
や行きかう通行人の姿が見てとれる。
やがて出窓までくるとお婆さんは備え付けの椅子にチョコんと腰を下ろす。
ああこの出窓は商品が並べられたガラス・ケースだ。
中にあるのはタバコだ。このうちはタバコ屋さんなのだ。
椅子に座ったお婆さんは背もたれに頭をつけたまま通りの景色を眺めている。
これがいつも変わらぬお婆さんの日課なのだろう。
どれくらい時間がたったろう。突然、お婆さんが立ち上がった。
すると、何を見たのか凄い勢いで外に飛び出していった。
年寄りに似つかわしくない速さ、身のこなしだ。

何事か?出窓から覗いた光景は……おおっ、仁王立ちになったお婆さん
の前には膝まずいた男が何か必死に拝んでいる。そして次の瞬間!
ああっ!突然お婆さんが男の頭をひっぱたいたーっ!
あんなに優しそうな顔をしたお婆さんなのに…、見た目と違って意外と
気があらいのかあ。

193:Classical名無しさん
13/04/08 14:00:43.68 d2zTjdi/
凄い文字量だな
ホントにキーボードで文字書くの初心者なのかね?
というかブレードランナーのファンか

194:ロクチャン
13/04/08 14:14:18.81 Ysajejnw
             アナザー   4  
 そして何か説教しているように見える。それにしても、あんな優しそうな
お婆さんをあそこまで怒らせるなんて、あの男一体どれほどの事をしでかし
たというのか?
おお、男はいつしか立ち上がり頭を掻きながらきまりワルそうに出窓の視界
から消えていった。

やがてお婆さんが戻ってくる。すると、出窓の椅子には寄らずそののまま
部屋の方に向かった。立ち止ったのは仏壇の前。上の方にかけられた遺影
には30前後の青年の顔が優しい眼差しで笑みを浮かべていた。
「今ねえ、久しぶりにあの子が前を通ったんだよ。」
お婆さんは線香に火を灯しながら、遺影に語りかけた。
「最近全然顔を見せないと心配してたあの子の姿が目に入ってね。そしたら
挨拶抜きでそのまま素通りさ。急いで飛び出してとっちめてやったさあ。
まあ、あの子はなんにも知らないから、しょうがないっちゃあソレまでなん
だけどさあ。」いつしかお婆さんの目には一筋の涙が頬をつたっていた

「そう、あの子だよ。30年前おまえが自らの命を犠牲に助けた…
                        あの子さあ……」

195:ロクチャン
13/04/08 15:34:57.68 Ysajejnw
           アナザー     5
 今から30年ほど前、このタバコ屋の角を曲がった通りの十字路で
事は起こった。
ボール遊びをしていた近所の子供が飛び出し、走ってきた車に撥ねれそうに
なった。
そこをたまたま通りがかった青年が子供に体当たりして、自らを犠牲にを車に
撥ねられたのだった。
その時、青年は買い物の母親と二人連れだった。倒れて動かぬ我が息子に泣き
伏す母親。息子の身に起こった惨劇を目の当たりにした母親の心情如何ばかり
か。あたりには夕餉を飾るはずだったはずの惣菜が散らばっていて、いっそう
もの哀しさを醸していた。
余程怖かったのか子供は泣きじゃくりながらその場を走り去ったという。
青年は駆けつけた救急車によって近くの病院に搬送され救急医療処置を施され
たものの、全身打撲の昏睡状態のまま帰らぬ人となった。

学生時代はラグビー部だったというこの青年、無意識のうちに子供を救うべく
人生最後のタックルを掛けたのかもしれない。
タバコ屋の一人息子だったという。この母親の自慢の……。

子供のほうは、おでこに軽い擦り傷を負っただけで家に泣き帰った後も誰にも
話すこと無かった。一年後その子の父の仕事の関係で家族ともども遠くの地へ
越していった。

196:ロクチャン
13/04/08 15:58:01.25 Ysajejnw
            アナザー    6
 歳月は流れ、件の子も成長してやがて大学に進学。
大学の所在の関係で、奇しくもこの街に単身戻ってくる事となった。
やがて亡き青年の母親の営むこの店にタバコを買いに来る。

もともと幼少の頃から可愛がっていた子。増してや自分の息子が身を挺して
助けた子。例え成長してもその子の顔を忘れるはずも無く。以来、
何かにつけ、この貧乏学生の面倒をみては可愛がっていた。
そして30年前のあの忌わしい過去を青年に話すことは無かった。

197:ロクチャン
13/04/08 16:37:59.76 Ysajejnw
               アナザー   完  
 「ううん、あの子にゃあ何んも話ちゃいないさ。いいだろうそれで。おまえ
もきっとそのほうがいいと思ってサ。あたしゃ、なーんだかあの子がおまえの
分身に思えてねえ。おまえもあたしが女手ひとつで育てたんだ。
……他人じゃないんだよ。あの子は。
おまえも天国であの子を見守っとくれよ。なんたって自分の命を捨てて助けた
んだからさあ。たのんだよ。」そういうとお婆さんは両手を合わせて遺影を
見上げた。遺影の青年は爽やかな笑顔で(わかってるよ母さん)そう言っている
ように見えた。その面影は母親に似た優しい目をしていた。

そしてその左目には特徴的な小豆代の黒子があった。

やがてお婆さんは出窓のところまで戻ると椅子に座った。
ぼんやり通りをながめる。いつもの景色。いつものお婆さんの日課。
いつもと同じようにゆっくりと時間が流れていく。

店の出窓の日よけのホロには色あせた赤い文字で「柴 タバコ店」と
記されていた。


そして、お婆さんの名前を「柴 たね」という。
      
    近所の人たちからは、こう呼ばれていた。

                 おタネ婆さん……と。

198:俺の名を言ってみろ!
13/04/08 19:37:51.57 +95lpWMm
す すげー!ロクチャン  世にも奇妙な~ドラマ化決定 祈願!

199:ぴょん吉 ◆pyons0NwWw
13/04/08 21:11:27.18 oICKaALQ
凄いな!「完」が見れると思ってなかったが、いやはや、なかなかのもんだ。

200:俺の名を言ってみろ!
13/04/08 22:21:38.34 +95lpWMm
しかし、ここで終わると>>86に登場した白髪交じりのじいさんって誰なのだ?

201:Classical名無しさん
13/04/09 01:09:25.64 Qfj9aO+h
ぴょん吉のことだろw

202:ロクチャン
13/04/09 21:12:23.20 1qD+/DQl
白い灰になったお。

      チョッと休む。

203:Classical名無しさん
13/04/10 03:03:40.10 e4ba024m
たて!
たつんだ!ロクチャーン!

204:俺の名を言ってみろ!
13/04/10 07:49:31.20 AZnBAfWR
ロクチャン充電中w

205:ロ・ク・チャン
13/04/11 13:55:57.61 UwmFqYh3
  キュロロロロロロロロ…………ジジジーーーッ…………ピピッ!

                  …………プシューッ


                「ジュウ・デン・カン・リョウ……」

206:Classical名無しさん
13/04/11 15:37:02.33 MnBryPw6
ロボットか

207:ロ・ク・チャン
13/04/11 15:53:25.08 UwmFqYh3
 チョっと留守をして戻って来る度に、人が少なくなってくるなこのスレはw。
ともあれ、何とか作品を終わらせることができた。

 応援・励まし、そして色々とご指摘の書き込みをしてくれた人たちに、
先ずはお礼を言いたい。本当にアリガト。

とりわけ、初期の頃から絶えることなく暖かい言葉をかけてくれた
「俺の名…」さんと「ぴょん」ちゃんには感謝にたえない。

みんなの書き込みがあったからこそ、完をむかえることができた。

208:ロク・チャン
13/04/11 16:28:41.48 UwmFqYh3
 上記の作品について、少し語らせて貰っていいかなあ。
いいよネ。……だって自分のスレだモノ。

 前にも書いたと思うけど、このスレには物語を創作しながら文字を入力して
いる。とくに予め用意した下書き原稿を見ながら打ち込んでいるわけじゃない。
物語前半は、ひとつのブロックを打ち込んでいる段階では次のブロックの
ストーリー展開を全く意識すらしていない。
一番最初のブロックにあっては次の文字行の展開すら頭に無い状態で書き続けて
いたんだ。例えば……。
普通に近所の街中を歩いていた男がふと、ありふれた眼前の風景に何がしかの
異変に気付く。
しかし、ソレが何なのかはソノ男のみならず物語を書いてるオデ自身もまだ
わかってない状態なんだ。

209:ロクチャン
13/04/11 16:48:08.35 UwmFqYh3
うーん、どんな異変にしょっかなあナーンテお菓子をつまみながら一分
ほど考える。
結局、ソレは彼がもう一人のソックリな自分が目の前を歩いてる姿を
目撃する…。と、そこから物語はスタートするんだけどネ。
ま、こんな感じでその場その場で適当なエピソードをこさえては次を
引き継ぐ俺自身にバトンを渡していくんだけど…。
後になればなるほど、展開の難易度が雪だるま式に増してツケが廻って
くるわけヨww。

210:ロクチャン
13/04/11 17:03:09.92 UwmFqYh3
 やがて、おタネ婆さんが登場し、武者小路と田辺が出会い謎解きが
始まる。
流石にこの段階では最後のオチまで大方のストーリーはオデの頭の中
では既に構築されていた。
そこからなんだ、オデ自身がつまんなく退屈になってきたのは…。
だってサ、もう先の展開はモチロンのことオチまでわかってんだよ。
もうなーんも楽しみないじゃん。

211:ロクチャン
13/04/11 17:22:41.57 UwmFqYh3
振り返れば、最初のころが一番楽しかったなあ。この先どうなっていくんだ
ろうってネ。要するに物語を読んでいる人と同じ目線でワクワクしながら先
をススメてたんだ。チョっと読み返すとそのあたりの心境の変化の具合が
文章の勢いにも顕れているのが見て取れるネ。

そーんな中、取り分けオデを苦しめたのは……。
もう、何度途中で投げ出そうと思ったことか。ソレは……。

212:ロクチャン
13/04/11 17:32:37.00 UwmFqYh3
 ……ところで…、だれかこれ読んでる人いるんかネ…。

          
                   ヤッホー………………。


  …………………………まっ、いいか。どうせオデの呟き専用スレだ。

213:ぴょん吉 ◆pyons0NwWw
13/04/11 17:45:55.10 +k5O1X/c
見てるがなw

214:俺の名を言ってみろ!
13/04/11 17:51:08.77 d2W9AOFt
今 見てるw

215:ロクチャン
13/04/11 17:55:31.40 UwmFqYh3
あ、ああ、ぴょんチャワーン会いたかったヨン。

216:ロクチャン
13/04/11 18:00:04.51 UwmFqYh3
おおおお、「俺の名…」さんまで。
   
    二人のネームを目にするたびに一人じゃないってオモテタ。

217:俺の名を言ってみろ!
13/04/11 18:06:17.92 d2W9AOFt
ROM専もかなりいると思うんだよね 書き込まないだけで

218:Classical名無しさん
13/04/11 18:25:34.89 5m3cnUWT
ノ ROM1

219:ロクチャン
13/04/11 18:28:52.58 UwmFqYh3
エッ?ROM専って?それと、よく聞くコテってナン?剣道用語じゃないよネ。
あっ、あんまり欲張って聞くと、2ch名物「ググレっ!カスッ」て
横槍がはいりそうなので………、


                ここらでチョっと晩飯食ってくる。

220:俺の名を言ってみろ!
13/04/11 19:33:18.68 d2W9AOFt
>>218
ロムさん協力感謝w

ROMさんは読む専門 コテは固定ハンドルと言ってロクチャンと言うようにハンドル名を使うことだよ

221:Classical名無しさん
13/04/11 19:58:17.11 jAO/tmvf
ramishia

EXVS特有の切断ノワール

222:Classical名無しさん
13/04/11 20:10:37.71 y0wPvt5w
>>218
ここにまとめてあるよ。
コテは無かったw

2ch用語集
URLリンク(84.xmbs.jp)

223:ロクチャン
13/04/11 22:22:42.85 UwmFqYh3
 いままでテレビ見てた。あっ、みんなアリガト。なるほどそういう意味
だったのか。と、いうことは2,3週間ほど前までのオデはROMで、
今のオデはコテということだナ。
コテッチャンて名前に変えたりしてww。

ああ、先ほどの話を続けさせてもらうね。
              まあ、あとがきみたいなモノだね。

224:ロクチャン
13/04/11 23:02:01.61 UwmFqYh3
 実のところ、お話を創作することはチッとも苦じゃない。質の高さは別として
幾らでも創れるし楽しいひと時なんだ。ぬあにが辛いって、とにかく文字を
打つこと。右手の人差し指一本で文を創りながらポチポチッと入力していく。
ワンブロック7,80分位かけてネ。
そうして、やっと苦労して打ち込んだ文章をサササッと校正して、さあ送信と
「書き込み」ボタンをクリックする。
打ち込んだ原稿がスッと消えるんだよね。エッ!ウソ。……ガーーン!
正に悪夢以外の何物でもない。頭の中真っ白。
最初は変なとこ間違えてクリックしたのかなってオモタ。
いま使ってるソニーのバイオは他のノートパソと違ってタッチパッドが一体式で
スライドエリアと左・右クリックボタンが独立していないタイプ。
左クリックしたつもりでも滑って全然関係ないトコをクリックしてしまう。
……ていうことが実際に何度もあったから。

225:ロクチャン
13/04/11 23:36:41.46 UwmFqYh3
 ところがこの悪夢のような現象が都合5回ほど起きることとなる。
途中流石に色々思い当たるフシが出てくる。文字を多く打ち込んだ時に限って
ソレは起こるんだ。ソレを他のレスラー(書き込みする人のこと:勝手に造語
したった)に問うと、やはりソノ通りだと教えてくれた。
以降、文字量を半分から3分の1くらいに小出しに送信したので悪夢はほぼ
消えたのだが読む側としてはさぞ集中し辛かったことと思う。
ホーント、これが一番辛く何度も心が折れかかった。
それを支えてくれたのがみんなの励ましのカキコだった。
後半に入ると文字数が少ない割に誤字や入力ミスが増えてくる。
コレは時間も関係してて一文字でも打ったら一定時間内に送信しないとまた
消えてしまうのではとの不安から。
せっかく打ち終えた原稿の消滅を恐れ、文字校もそこそこに慌てて送信した
からである。

226:ロクチャン
13/04/11 23:49:45.10 UwmFqYh3
 ああ、なんか話がダラダラ長くなってもうた。最後にどうしても言っておき
たかったことがあるのでこれだけ述べてあとがきを終えたいと思う。
ホントはコレだけでよかったんだけどねネ。
まあ、なにぶんオデのスレだってことで勘弁ネ。って、もうこんな時間?


      ………………………エット、………オ、オヤスミナサーイ。

227:Classical名無しさん
13/04/12 03:09:06.32 kZVCIHhK
>>216
>二人のネームを目にするたびに一人じゃないってオモテタ

フッ、名無しはつらいな
あっちのスレでロクチャンを擁護してたのは俺だったのに
だからこの二人のコテはそのことで責任感じて書き込んでるんだと思うぜ

228:Classical名無しさん
13/04/12 03:22:00.19 5Y1sXxxk
コテはスレを見てる者からいいやつだと思われたいから書き込む。

名無しはいいやつだと思われることもないし覚えて貰えなくても
コピペして書き込んだほうが消えたときに安全だよとか
ナンバー降ったほうが読んで貰えるよとか
自分になんの得にならなくても、本当に親切心だけで書き込む。

229:Classical名無しさん
13/04/12 03:30:04.92 5Y1sXxxk
たとえば震災の募金。
有名人は名前出してうん万円寄付したとマスコミに書かれるようにし
いいやつだと思われるように売名行為でやる。

名前出さずに同じ額を寄付してて
「ちッ有名人の売名行為ウゼぇ。匿名でやるのが本当の善意だぞ」とか言うと
同じ額面を寄付したことを知らない周りのやつは
売名行為の有名人を絶賛し「だったらおまえも寄付しろよ」と罵倒する。

あーあ、名無しは肩身が狭いモンだ。

230:Classical名無しさん
13/04/12 03:31:20.08 5Y1sXxxk
それでも名無しは名無しで行く。
匿名でやるのが本当の善意だと思ってるからな。

231:Classical名無しさん
13/04/12 05:16:10.00 R4gzUdcG
世の中はそういうもんさ

232:俺の名を言ってみろ!
13/04/12 06:32:21.18 imi3esxn
>コテはスレを見てる者からいいやつだと思われたいから書き込む。

ちょっと違うな コテ付けてるから悪いことが出来ない これ正解
イイ奴か悪い奴かは読み手の判断一つ ま どっちにしても叩かれるのがコテw

233:Classical名無しさん
13/04/12 10:07:45.77 uXkZ2a+P
>>232
>コテ付けてるから悪いことが出来ない

だったらコテで偽善な書き込みするのはやめて名無しになれw

234:Classical名無しさん
13/04/12 14:06:31.86 sBzJjEjD
_
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_
【NHKスペシャル MEGAQUAKE  第2回 「揺れが止まらない」】
4/14(日) 21:00~21:50
NHK総合



東日本大震災の膨大なデータから、強い揺れが数分間以上にわたって続く“長時間地震動”の脅威が浮かび上がった。
揺れはどこまで大きくなるのか、その可能性に迫る。


◆番組内容
東日本大震災から2年。“あの日”記録された膨大なデータから、巨大地震が引き起こした恐るべき「揺れ」の実態が浮かび上がってきた。
強い揺れが数分間以上にわたって続く“長時間地震動”が、耐震補強した建物までを破壊。
さらに震源から遠く離れた東京や大阪で、超高層ビルが10分間以上にわたり、ゆっくりと揺さぶられたメカニズムも明らかになった。

私たちを襲う揺れはどこまで大きくなるのか。
巨大地震の新たな脅威に迫る。


◆出演者・語り  北村有起哉

235:ロクチャン
13/04/12 17:17:46.65 31qnZQ0G
 乙、
オッ、何かチョッとにぎやかになってるお。
>>227
とんでもない、オデのこと懸命に擁護してくれてた人3人ほどいたことを
忘れることはない。きっと227さんもその一人だね。
今でもホントに嬉しく有難く思ってる。この人達は恐らく………。
「ここで小説を書き込むのはスレチだ」と言い切った人に対して(ここは自由に
書き込みできるスレ、なに勝手に自分解釈のルールーをゴリ押ししてんだよ)
という不快感で怒ったんじゃないかな。
オデだって最初からスレ主旨にストーリーモノ書き込み禁止って明記してあったら
ハナっから作品のカキコすることはなかったもんネ。
内容的にもスレチとは思っていないし……。まあ、政治や経済の話をし始めたのなら
叩かれてもシカタナイけどね。
ただ、そのときの自分の立場としては……自分の意見がどうの、どっちが正しいか
とかの問題じゃなかったんだよネ。

236:Classical名無しさん
13/04/12 17:37:51.09 FSOp4M5m
別スレ立てて誘導させて、それが誰であろうが仲間外れにして
めでたしめでたし一件落着みたいな流れになっているのを見て
「おまえら体よく追い出したんだな」と不愉快になったな。
小説だとか書き込みの内容はあまりどうでもよかった。

今だと某双子座のなんたらって人に対し
たしかにあの人もアレだけど
それでも、それに対し攻撃してる人の書き込みを見るのはどうにも好きにはなれないね。
たいがいの人は流れに沿って多数のグループの方に右にならえするもんだが
1人が阻害されてるのを見かけると
そっちに肩入れしたくなる、生まれつきのおかしな性分なんだ。

237:ロクチャン
13/04/12 17:48:00.60 31qnZQ0G
 そのときいた予言スレ、いい人優しい人多いなとオモタ。
そんないい人たちが自分の事で揉めている。この状況をまず落ち着かせること
が先決。そうオモテ卒業のかたちをとって、とりあえず身を引いたんだ。
火元がなくなればやがては静まると…。
このスレを立ち上げてくれた人、オデの作品をまとめてこのスレに移して
くれた人、この二人も恐らくオデと同じ判断をしての行動だったと思うよ。
この人たちに対しても(ていよくロクチャンを追い出した)と言う人もいた
が、ソレは違う。かのスレでオデを追い出そうとした人は実際には一人も
いなかったのだから。

その時の判断と行動が正しかったかどうか?
ソレは結果としての現実を見つめればわかること。

238:Classical名無しさん
13/04/12 17:55:16.62 FSOp4M5m
昔ね、「帰ってきたウルトラマン」という番組があって
その中の1話に「怪獣使いと少年」というサブタイトルの回があったんだけど
簡単にあらすじをいうと、
宇宙人の老人をかくまって一緒に暮らしていた少年が、周囲から気味悪がられ
そして、いじめられていた。
ある日も少年は、男の子達にいじめられていて、それを宇宙人の老人が超能力を使って助けた。
それ以降、宇宙人の子として怖がられ少年はますます街中からつまはじきにされていった。
少年が買い物に行ってもどこの店もその少年に物を売ってさえくれない。
そんなとき一軒のパン屋が少年にパンを売ってくれた。
少年は、みんなに嫌われて恐れられている僕なんかにパン売って大丈夫?て表情になる。
するとパン屋は「うちはパン屋だもの」と笑顔で少年に答える。
少年は「ありがとう」と行って笑顔を見せる。

俺は、少年をつまはじきにする町内の人間には絶対なりたくない、
このときのパン屋になりたいとずっと思い続けている。


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