13/02/20 11:47:00.83 dzHSb6O0
>>213つづき
その政治家として名指しされたのが、安倍氏と故・中川昭一氏だった。
この事件が表面化したのは、05年1月12日のこと。
朝日新聞が、〈中川昭・安倍氏「内容に偏り」指摘NHK「慰安婦」番組改変〉(同日付)の見出しで、
安倍晋三官房副長官(当時)と中川昭一経産相(同)が番組編集に圧力をかけた疑惑を報じたのだ。
「翌日には、NHKで、この一件を内部告発していた番組の元担当デスク・長井暁チーフプロデューサーが、
朝日新聞の記事に呼応するかのように記者会見をした。涙ながらに安倍、中川両氏の名前を挙げて"圧力があった"と、
両氏を非難しています」(全国紙社会部記者)
安倍、中川両氏は、01年1月当時、教科書における慰安婦問題などの記述を研究する
「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」の中心人物でもあった。
「(05年1月12日付の)朝日の記事では、安倍氏と中川氏が番組放送前日に、
それぞれNHK幹部と面会し、"偏った内容だ"などと伝えていたことに触れ、両氏もそれは認めていた。
しかし、その後、中川氏が、なぜか"会ったのは放送後"と発言を翻したり、
安倍氏も朝日新聞の報道を"悪意のある捏造だ"と批判するなど、泥仕合となっていきました」(前同)
その後、NHKは「政治介入はなかった」と主張し、朝日新聞と衝突するなど、さらに混迷を深めた。
「最後はメディア対メディアの対決にすり替わってしまいましたが、安倍氏がNHKに対し、強い嫌悪感を抱くようになったのは事実です。
一方、NHK内部でも、この一件で"安倍憎し"の空気が生まれました。これ以降、ウチと安倍氏の間には、
目に見えない緊張関係が生まれました」(前出・NHK関係者)
結果、この両者の間では、"パンチの応酬"が長らく続くことになる。NHKからは安倍首相への"ジャブ"が再三、飛んでいる。
「最近だけを見ても、たとえば安倍内閣発足直後(昨年12月26日発足)、NHKは海外の反応と称して、
中国と韓国の"タカ派政治家の登場に警戒"とのコメントだけを妙に強調して報道していました。