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風力発電、黒字転換へ
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島根県企業局は29日、県営の2風力発電所で、7月から始まる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を適用した場合の収支見込みを明らかにした。
2011年度は5800万円の赤字だったが、12年度は黒字に転じる見通し。
県議会建設環境委員会で報告した。今秋にも中国電力との新たな売電契約の締結を目指す。企業局によると、10月から来年3月までを新価格で試算した場合、
12年度の収支は計3200万円の黒字となる。さらに13年度は黒字1億8600万円を見込む。
発電所別では、江津高野山風力発電所(江津市、出力計2万700キロワット)で1キロワット時当たり19・54円(現行10・48円)、
隠岐大峯山風力発電所(隠岐の島町、出力計1800キロワット)で同16・29円(同11・50円)と試算した。
風車9基の高野山は09年2月、同3基の大峯山は04年2月に運転開始。いずれも風車の故障で稼働できない日が多く、赤字決算を毎年続けている。
累積赤字は2億6千万円に上る。新制度適用による利益で解消を目指す。
県に新たな風力発電所設置の計画はなく、企業局経営課は「利益を出せるノウハウを民間に提供し、県内で再生可能エネルギーの普及を進めたい」としている。