12/09/29 18:39:35.30
どうしても市販ソフトで無償の上映会をやるのをやめさせたいなら、
法律を買えるしか無い(現状は合法)。今権利者側は法律を変えようと
一生懸命ロビー活動をしているから、そっちを応援してあげたらいいんじゃないかな?
最近違法ダウンロードとかも改正されたし、権利者にとっては思ったような方向に変わってるだろうね。
一応現行の法律だと、業務用なのか家庭用なのかを決めるのは著作権者側の
意向によって設定できる(別に法律上で「業務用ソフト」「家庭用ソフト」っていう
区別があるわけじゃない)んだけど、その業務用なのか家庭用なのか、
そのソフトを使ってどういう事をしていいのか、っていう事を決める根拠っていうのは
著作権法なんだよね。
で、著作権法では「上映権」や「貸与権」「複製権」なんてのがあるわけだけど
家庭用のソフトで「公に上映を行ってはいけないよ」っていう事の根拠は、
その「上映権」なわけ。それで「家庭用のソフトと決めて販売したものは、
公の上映に使わないでね」っていう「決め」をしている。家庭用のソフトでは
上映に許諾を出しませんよ、って事だ。
だけど、今はそもそもその権利者側が根拠としている、「上映権」に対して「無償」の場合には
著作権を制限しましょうね、っていう法律になっている。無償にはもちろんいろいろ条件があるのは
当たり前(著作権法の第三十八条を読んでくれ)だけど。
根拠になってる部分が制限されてるんだから、著作権者側がその部分で差し止めをしようっても
そりゃ無理な話。これを著作権者側が差し止めさせないようにしよう、っていうのなら
著作権法を改正して、「無償の上映」を禁止するしかない。残念ながらね。
だから、今ここにいる意識の高い皆は、是非著作権者のロビー活動を応援してあげると
いいと思うよ。まあそうすると、そのうちCDからiPodに曲を入れるのも違法になるとは思うけれど。