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出産可能年齢の中国女性、3分の2が自宅で「受動喫煙」＝ＷＨＯ
2012年11月7日
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［香港 ６日 ロイター］ 世界保健機関（ＷＨＯ）は６日、中国では出産可能年齢の女性のうち、
自宅で「受動喫煙」にさらされている女性が全体の３分の２近くに達すると発表した。職場での
受動喫煙は半分以上に上るという。 今回の発表は、２０１０年に中国で実施されたたばこに
関する調査に基づくもの。同国では毎年、周りにいる人がたばこを吸うことによる受動喫煙で
約１０万人が死亡している。直接喫煙による死者は１００万人と推計されている。
自宅で受動喫煙にさらされている女性は農村部で特に多く、その割合は４人に３人近くとなった。
都市部では半数を少し上回る女性が自宅で受動喫煙にさらされていた。
ＷＨＯは「たばこの直接喫煙と受動喫煙は、妊娠中の合併症、胎児の成長への障害、死産、
早産などを引き起こす可能性がある」と警告した。
中国の人口１３億人のうち、約４分の１は喫煙者とされている。