11/07/26 19:45:28.57 1q0+5KPi0
■寺に無断で販売 「高野山で永代供養」被害1億超
URLリンク(www.mbs.jp)
和歌山県・高野山の寺の「永代供養権」を東京の業者が寺に無断で販売し、購入者に金を振り込ませた後、
連絡が取れなっていることがわかりました。
被害総額は1億円を超えるとみられます。
今年5月、近畿地方の78歳の女性の家に「永代供養権を買わないか」と勧誘の電話がありました。
「『政治家とか地位高い人が欲しがるので(永代供養の)権利だけをとっておいたら、(転売後)差額を返せる』と言われた」(被害者)
女性は230万円を振り込みましたが、その後、業者と連絡がとれなくなりました。
名前を使われたのは、和歌山県の世界遺産・高野山の持明院です。
持明院によりますと今年1月から6月にかけて「永代供養権を買えば必ず値上がりする」などと架空の話を持ちかける販売が相次ぎ、
大阪や千葉の高齢者など17人が50万円から2,740万円を振り込んだということです。
「被害者の方から聞いた話では『買戻しがあるから一旦買って欲しい』と電話がかかってきた。
被害は大体1億円超える金額になると思います」(持明院の会見)
「永代供養」とはお墓を継ぐ人の代わりに寺が面倒をみるもので、高野山の仏舎利宝塔ではおよそ1,000家族分が供養されています。
値段は1基50万円から100万円で、そもそも転売自体が禁止されています。
「名前を使われて、実際それを信用した方が供養したいと言って貯めていたお金が正式でない所に流れているのは大変悲しい」
(持明院 竹内副住職)
今回、架空話を持ちかけたとされるのは、東京にある「熊野販売」や「紀州参道」
などの業者で、いずれも連絡が取れなくなっているということす。
持明院は購入者に対して、弁護士や警察に相談するよう呼びかけています。
(07/26 19:04)