12/02/25 00:27:32.63 MKpOD02A0
>>616
「勝手な決め付け」は、内視鏡手術を希望する患者をモンペ呼ばわりするあなたの側ですよ。
医療技術は物凄い勢いで日々進歩していて、どの分野の医師も必死に勉強しています。
内視鏡手術の技術習得はそのひとつに過ぎません。
他の外科分野では、内視鏡手術がかなり普及している(=技術を習得している医師が増えた)のに、
産婦人科では、産科婦人科学会の技術認定医が全国で300人程度しかいないことからもわかる通り、
技術の進歩についていけている医師が少ない、つまり医師の修練や新人の育成の余裕がないのです。
その原因は、指導医レベルの医師が激減したために、自分自身の修練も後輩の指導も満足にできない、
新人の入局も減って女医ばかりだから、次世代の医療人の育成自体が危ういことが挙げられます。
さらに、その原因は、医療トラブルの頻発による産婦人科医療の現場の疲弊です。
そのために、旧時代の術式で執刀せざるを得なくて患者にも不要な負担をしいているから
患者が不幸、と当の医師が残念がっているのですよ。
それから、医療技術の進歩は患者の便宜のためだけにあるのではありません。
専門性の高いものは、素人には全然わからない複雑怪奇なものですから、
あなたが今の医療レベルで満足しているからといって、これで充分と決め付けるのは傲慢です。