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◆再発抑制療法によってパートナーへの感染率を75%低減させる事ができるというデータがあります
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URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)
【ヘルペスと妊娠】
◆ヘルペスは遺伝しません
◆ヘルペスが明らかな不妊の原因になるという報告はありません
◆ヘルペスの経胎盤感染はきわめて稀で、ほとんどが分娩時の経産道感染です。時に出生後の感染によるものもあります
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URLリンク(www.eonet.ne.jp)
◆性器ヘルペス合併妊婦の管理
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【新生児ヘルペス】
◆HSVによる周産期感染症です
◆新生児は免疫機構が未発達なため、HSVに感染すると重症の全身感染症を発症する事があります
◆大部分は性器ヘルペスに罹患した母親からの経産道感染によって起り、一部は分娩末期の子宮内感染、出生後感染により生じます
◆出生後の水平感染の場合、母親のみでなく父親、祖父母、訪問客、医療従事者などの口唇ヘルペスやヘルペスひょう疽が感染源となる事があります
◆乳房部にヘルペス病変がある場合、授乳中の感染にも注意が必要です
◆日本では、頻度は出生1万人に0.7人、HSV-1:HSV-2比は、2:1です
◆病態と臨床経過により以下の3型に分けられます
1. 全身型:HSVが血行性に全身に播種される。最も重篤で致命率が高く、しばしば劇症肝炎様に発症する
2. 中枢神経型:新生児単純ヘルペス脳炎。生命予後は良いが高率に神経学的後遺症を残す
3. 表在型:皮膚・目・口に病変が限局。総じて予後は良い
◆母親の性器ヘルペスは無症候性である事が多いので、新生児の発症時に母親にヘルペス病変が認められるとは限りません
◆母親の性器ヘルペスの既往は25%程度です
◆母親が出産前からHSVに感染していて免疫がある場合には、胎盤経由で胎児に抗体が移行するため感染しても新生児の症状はそれほど重症化しません
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URLリンク(www.amazon.co.jp)ヘルペス脳炎―診療ガイドラインに基づく診断基準と治療指針-日本神経感染症学会/dp/4521678211