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インプラント事故死 「骨貫通」技法、以前から 歯科医を書類送検
2011年8月2日(火)08:00
東京都中央区の歯科医院「飯野歯科」でインプラント手術を受けた都内の女性会社役員=当時(70)=が死亡した事故で、
手術した男性歯科医(67)は以前から、あごの骨をドリルで貫通させて人工歯根を埋め込む手技を繰り返していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
こうした手技は骨の下の動脈を傷つけ、出血を招く恐れが強いといい、警視庁捜査1課は同日、手術に過失があったとして、業務上過失致死容疑で歯科医を書類送検した。
送検容疑は、平成19年5月22日午後、ドリルで女性の下あごの骨を貫通して動脈を巻き込み切断、大量出血を招いて窒息させ、
翌23日、転院先の病院で低酸素脳症や多臓器不全で死亡させたなどとしている。
同課の調べでは、歯科医は女性の下あごの計5カ所の骨をドリルで貫通させていたことが判明。以前から別の患者にも同様の手技を行っていた。
歯科医は事故当日、女性が大量出血した後も手術を継続。女性は数十分で容体が急変し、心肺停止状態となった。
同課の調べに、歯科医は「ミスはなかった」と容疑を否認。動脈をドリルで傷つけて出血させたことは認めたが、「手術した位置に動脈があると知らなかった」などと供述している。
インプラント手術はドリルで歯茎に穴をあけ、あごの骨に人工歯根を埋め込み義歯を装着する外科手術。
歯科医は、国内の先駆者として知られ、複数の歯科医院を実質経営し、同院の院長を務めている。
産経新聞
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