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【キーワード】 カルシウム、細胞外液のペーハー
微量栄養素講座5 ガン(20)
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大腸ガンは家族病歴が注目されるガンですが、毎日1.25mgのカルシウムを与えていると、
2~3カ月たつと、直腸粘膜を生検しても異常を示す率は、大腸ガンにならない家系の人々と同じ程度になります。
微量栄養素講座4 ミネラル各論(14)
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細胞外液の重要性
成人病型の糖尿病はブドウ糖が毛細血管から細胞外液を経由して細胞に移行できず、
そのため血糖値があがりっぱなしのケースが多いといわれます。
西洋医学は、この細胞外液のペーハーのコントロールということにまだ意を用いていません。
東洋医学的手法で奇蹟的に病気がよくなることがよくあるのは、
この細胞外液のペーハーの正常化が大きく作用していると思われます。
ペーハーが酸性に傾き、生命活動の基本的な場で働く酵素の活性がグンと落ちてしまっていたのが、
本来の働きができるようになるからです。この差は実に大きいのです。
体液をアルカリ性に傾ける努力をして、慢性病タイプの病気がウソみたいによくなることがあるのも、
こういうことが関係しているのだと思います。
血液は、酸性食品の摂りすぎなどにより、もし酸性に傾こうとするモーメントが働くと、
副甲状腺からホルモンが出て骨から強制的にカルシウムを溶け出させ、弱アルカリ性を保とうとします。
しかし、細胞にとっての直接的環境である細胞外液のペーハーをコントロールする直接的な機構はありません。
血液からのアルカリ物質の拡散により徐々に作用するだけです。
ホメオスターシスが無いわけではありませんが、緩慢に作用する働きは弱いわけです。