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中田5号!ホームラン神話だ 打てば5戦全勝
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プロ野球 パ・リーグ 日本ハム4-0西武 (4月20日 札幌D)
うれしさをこらえ切れない。三塁を回った時、中田の顔が思わずニヤけた。それほど手応えがあった。
今季初めての右翼への一発。本拠地の広い札幌ドームでの右方向へのアーチは通算56本塁打を放っていても、わずか2本目の「希少弾」だ。
「しっかり引きつけて、自分のスイングができたからですね。捉えた感触はありました」
配球を読み切った。3回1死。1ストライク後に西武・菊池が投じた2、3球目の低めのチェンジアップにバットを動かさなかった。
3月30日の開幕2戦目。菊池のチェンジアップに2打席連続で空振り三振を喫した。「もちろん前回のことは頭にあった」。
誘い球には乗らなかった。4球目だった。「3球続けて変化球はない。ファウルを打たせたいから外への直球」。
狙い通りの外角直球を捉えた。思い切り踏み込んだから、逆方向でもスタンドを越えた。
昨季はチームトップの24本塁打、77打点も、打率は・239。
外角、そして低めのボール球にバットが止まらずに凡退するケースが目立った。今季は軸足に体重を乗せる打撃フォームだけではなく「読み」も磨いている。
「今年はデータや配球を聞きに来たり、利用している回数が飛躍的に増えています」と厚沢チーフスコアラー。
相手バッテリーの配球を予測。さらに打席ごとではなく、1球ごとに左足を上げる高さ、軸足への体重の乗せ方を調整しながら投球を待つ。
「読みが全てではないけど、徐々にそういうことも考えてやっていかないと」。確実に真の4番に近づいている。
リーグ単独トップの5号。中田が打てばチームは5戦全勝だ。「不敗神話」には苦笑いし、こう言った。
「それは偶然だと思う。本数は気にしていないし、とにかく打った試合で勝てるように、もっともっと打たないと」。
チームは楽天と並んで最下位。4番が一発を打てばチームは勝てる。低迷からも抜け出せる。
[ 2013年4月21日 06:00 ]