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広報レポート <高い壁を乗り越えて>
6回7安打4失点という結果だけを見れば、好投と表現することは難しいでしょう。
それでも、先発・中村選手がマウンドを降りるまでのプロセスに目を向ければ、悲観に暮れる必要もないことが分かります。
1回の1死から四球を与えますが、直後に遊直併殺で“三者凡退”に。2回、3回は走者を許さず、上々の立ち上がりを見せました。
今季18試合目で、先発投手が3回までを9人で抑えたのは初めてのこと。「自分の球は投げられた」という言葉に偽りはないでしょう。
試合前に「勝ち負けのことは考えず、自分のボールを投げて欲しい」と話していた栗山監督の思いは通じていました。
投打の歯車が噛み合わず、今季初勝利には届きませんでした。
4回と6回に連打から失点し、中村選手は「勝負どころで抑えられなかった」と悔やみました。
チームに流れを呼び込むピッチング―。厳しい状況から打破が21歳の右肩にかかるというプレッシャーはあったかもしません。
しかし、それを乗り越えられると期待されるからこそ、開幕からローテを任されているのです。
今季は3試合ともカード初戦での登板。相手のエース級との投げ合いは、中村選手にとっての糧となることでしょう。
先頭打者の出塁が得点に結びつかないケースが多く、打線もあと一本が出ない状況が続いています。
借金は今季最大の「4」になったとはいえ、まだ126試合も残されています。チームスローガンでもある「ひたむきさ」を忘れず、
前に進むしかありません。そうすることで、必ず道は開かれるはずです。
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