13/03/17 15:31:49.37 fvEou0w90
▼1993年のウエスタンリーグでのことだ。やたらと自分の守る三塁にフライを打ち上げる選手がいた。
そこでノリはひと言、アドバイスを送った。
「足を上げて打ってみたら?」
▼翌年、プロ野球の歴史を塗り替える打者が出現した。
「次の年に、210本でしょ。教えるんじゃなかったよね」
そのイチローは、メジャーの記録さえ塗り替えた。
進化された打撃が注目されたが、ノリの言葉が興味深い。
「あいつの打ち方は、何も変わってないよ」
▼親交の深い2人。ただ、ノリのメジャー挑戦後からここまで
「何も話してない」
という。互いの存在を認め合っているからだろう。あれから20年。天才とアーチスト。
いま、置かれた待遇は対極だが、必ず競演する時が来るはずだ。