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無死満塁 成長見せた 吉川
(08/18 10:20)
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「やっとスタートラインに立った。本当の意味での勝負はこれからだぞ」。チーム一番乗りの10勝目を挙げた吉川に、栗山監督は厳しくも温かい言葉を掛けた。
6回5安打、5四死球。5年ぶりの完封勝利を果たした前回登板に比べれば苦しい内容だった。
「球数も多かったし、もったいない(走者の)出し方をしてしまった」
成長ぶりを見せたのは2点差の六回だ。連続四球と安打で無死満塁。昨季まで四球から自滅するケースが多かった左腕は、
青野と里崎を縦のスライダーで空振り三振に仕留めた。「序盤に真っすぐで押したので変化球が生きた」と鶴岡。
鈴木に外角球を見極められ、押し出し四球で1点を失ったものの、荻野貴を右飛に打ち取って最少失点にとどめた。
「ヒヤヒヤする場面も多かったけど六回を投げ切れた」と手応えを語った。
斎藤の不振などで先発ローテーションが固まらない中、中6日で登板の予定が急きょ前倒しとなった。
「中5日は何度も経験している。しっかり調整したい」。その言葉通り、2カード続けて負け越した嫌な流れを断ち切り、負ければ首位陥落の危機を救った。
「監督を引き受けた昨年秋から、俺が1年目の時に軸の投手にしようと思っていた」と指揮官。
背番号34は、期待通りの変貌を遂げつつある。(川口浩平)