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試合後、武田久は「ちょっと流れが悪かった。何かきっかけがあれば…。1イニング目は良かったので乗っていきたかった。
ボール自体は全然勝負できていたし、やられた感じがないです」と悔しさを押し殺すように話した。
首脳陣の目からも、この日の守護神は頼もしく映っていた。吉井投手コーチは「状態自体は全然悪くなかった。先頭のヒットも飛んだコースが良かっただけ。
ああいう場面は何回もやったりやられていたりしてきたわけだから。そうじゃなければ、
こんな成績は残せていない」と最多セーブ王2度の右腕を責めることはなかった。
指揮官も「一番、難しい場面だし、ちょっと無理してもらった」と、武田久の思いをおもんぱかるように話した。
今季は右膝内側の炎症で、5月2日に登録抹消。そこから、不屈の精神力で約1カ月後に1軍復帰。同月30日に復活セーブも挙げた。
そんな守護神だからこそ、たった2試合の救援失敗で、信頼がぐらつくわけがない。
指揮官は胸を張って、ゲームの終止符を打つマウンドは、武田久に託し続ける。(松木純)
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