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広島のニックが一塁の守備練習に取り組み始めた。米国では一塁でのプレー経験が多く、「栗原がいなくなったので、いつでも代わりができるように準備をしておく」。新潟への移動日だった7日は、自主的な練習参加でノックを受けた。
昨季所属したカージナルス傘下3Aメンフィスでは登録が一塁手。133試合で打率2割7分、28本塁打、109打点の成績を残した。「最近3年間はずっと一塁。久々でも感覚は鈍っていない」と、愛用のファーストミットで試合前に練習を続ける。
永田守備・走塁コーチのノックを受け、二塁送球やショートバウンドの捕球動作を確認した。同コーチは「基本はできているが、バント処理やサインプレーなどの問題がある」と課題を指摘。軽快な動きとは言えないが、左翼での守備範囲の狭さを考慮すれば、一塁起用は有力な選択肢となりそうだ。
外野は守備力の高い広瀬や丸、天谷に加え、会沢もスタメン候補。一方で栗原の離脱で空席となった一塁は、松山しかいない。ニックは「自分も一塁を練習しておいた方がチームのためになる」と前向きにゴロを追っている。(山本修)