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稲葉、逆転の1990安打!満塁10割!!…日本ハム
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◆西武2―3日本ハム(19日・皇子山)
日本ハムの稲葉が逆転となる決勝2点打を放ち、通算2000安打にあと10本と迫った。
1点を追う6回2死満塁で右前に2点タイムリー。
今季満塁で打率10割の勝負強さを発揮し、プロ18年目のベテランが偉業達成へカウントダウンに入った。
研ぎ澄まされた集中力が、ゾーンを広げた。
初球の外角高めのチェンジアップは、見逃せばボールだったが、稲葉にとっては射程の範囲内だった。
「積極的にいこうと思った。うまくバットが出ましたね」。
力強くはじき返した打球が右翼の前で弾むと、一塁ベース上で両拳を固く握りしめた。
1点ビハインドの6回2死満塁。「みんなが何とかつないでくれた。チャンスは少ないので集中していった」。
右前に逆転の2点打を放った。これで今季は満塁で4打数4安打、1本塁打、9打点。無類の勝負強さを誇っている。
17日の西武戦(西武D)の試合前練習から、ティー打撃でフワリと浮いた球に、右足を踏み込んだ後、
一呼吸を置いてからのスイングを繰り返した。「岸君はカーブもいい。体が前に出されるときは、良くないので」。
球種は違ったが、緩い球を我慢して一振りで仕留めた。
1点リードの9回無死一塁では、左腕・松永に対して初球をセーフティー気味に転がし、
今季の初の犠打を決めた。「2000本を打つためにやっているわけじゃない。
チームが勝つためにはバントもします」。自己犠牲の精神を貫き、貴重な追加点を呼び込んだ。
今季は栗山監督から「2番の既成概念を破ってくれ」と、ヤクルト時代の00年以来となる12年ぶりの開幕2番に入った。
7試合目から5番に定着も、39歳のベテランらしい状況判断が光る。
現在、打率3割7分5厘、20打点はパ・リーグトップという絶好調の陰には、
徹底した体調維持がある。「ストレッチに費やす時間が増えた。去年より体の張りは少ない」。
大台については「思い切り意識するでしょうけど、そこは神様に委ねる」と語る。
あと10安打。変わらない自然体で偉業に挑む。