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ルカシェンコ大統領は昨年、ウェスターウェレ外相との会談で「正常な生活を送りなさい」と外相に語り掛けたことがあると明かしている。
このときは大統領が後に謝罪したものの、「同性愛者は好きじゃない」と付け加えていた。
旧ソ連の集団農場指導者だったルカシェンコ氏は、一度は米国に「欧州最後の独裁者」と名指されたこともある。
ルカシェンコ氏の18年間の統治下で、ベラルーシは外交的に孤立化した。
ベラルーシは前月、欧州連合による制裁の強化を受けてベルギーとポーランドから大使を召還。これを受けて欧州連合側もベラルーシから大使を召還している。
これまで欧米から度重なる制裁を受けてきたルカシェンコ大統領だが、
今度は2014年アイスホッケー世界選手権(Ice Hockey World Championship)のミンスク(Minsk)での大会開催が危ぶまれている。
熱烈なスポーツ愛好家の大統領にとって、これは深刻な問題だ。
既に新スポーツ施設を首都に建設済みのルカシェンコ大統領は、ミンスクでの開催に確信を持っていると語っている。
「ベラルーシは、2014年世界大会をミンスクで開催する資格がある。非常に真剣に準備を進めている」と、ルカシェンコ氏は発言している。(c)AFP
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