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ハム中田五厘の決意「恥じないプレーを」
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苦い“ジャパン”の思い出を拭い去る。今日１０日に行われる東日本大震災復興支援の侍ジャパン対台湾代表
（東京ドーム）に出場する日本ハムの中田翔内野手（２２）が、プロ入り後初となる国際舞台で３年前の汚名返上を期した。
東京ドームで全体練習が行われた９日、侍ジャパンのユニホームを身にまとった中田の頭は、見事な五厘刈り。
前日８日に北海道から東京入りし、その日の夜、決意を込めて新たに刈り上げた。
侍戦士の中で最年少。途中出場が濃厚だが「若さを出して全力で頑張りたい」と意気込む。
この日、球場入りすると、真っ先に秋山監督（ソフトバンク）のもとを訪れあいさつするなど、まずはグラウンド外の行動でこの一戦に懸ける熱意を表した。
実は“ＪＡＰＡＮ”の文字が書かれたユニホームは、これが初めてではない。
２年目の０９年１１月に行われた球界初のプロアマ交流試合「Ｕ－２６ＮＰＢ選抜対大学日本代表」で着用済み。場所は同じ東京ドームだった。
試合に出場した中田は、２度も続けて走塁で大チョンボ。スタンドからは失笑が起き、
テレビ中継の解説をしていた楽天・星野監督からは「プロとして恥ずかしい」と叱責（しっせき）を受けた。
現在オープン戦では２試合連続３安打と、打撃の方では絶好調だが油断は禁物。
「（そんなことも）あったね～。今回は恥じないプレーをしたいですね」と、走塁や守備でも満点のプレーを目指す。【中島宙恵】
［2012年3月10日11時48分 紙面から］
この日の試合の為に髪を刈ってきたのか
それもあってか良い所で打ててたし、ええことよ