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2月16日(木) 春季キャンプレポート
【天候/雨のち曇 気温/19℃ 観衆/1,700人】
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「呼び込んだ逆転劇」
試合後にベンチで行われる全員でのミーティング。最後に選手の前に立った栗山監督は、一人ひとりの目を見ながらきっぱり言いました。
「こういう試合をシーズンでどれだけできる。ピッチャーの調子がよくない時でもこんな試合ができると分かった」。
内容だけではなく練習試合でも勝利への姿勢にこだわる指揮官にとって、意味のある1勝となったことは間違いないでしょう。
小谷野選手の一発で先制したものの、先発・斎藤佑選手、2番手・多田野選手がつかまって一時は5点差をつけられる展開。
しかし、そこから新生ファイターズの底力が発揮されました。
まずは1点を返した直後の五回1死一、二塁で4番・中田選手がバックスクリーン左へ“今季1号”。
実戦に入って結果が出ていなかった若き主砲はこう言います。「打つ直前の空振りがしっかり振れていた。そこに手応えがありました」。
モヤモヤを払拭すると続く2打席でもヒット。一気に開花モードに突入しています。
八回の逆転劇を呼び込んだのは、マスクをかぶった高卒ルーキーの近藤選手。直前の守備で盗塁を刺し、チームに勢いをつけました。
栗山監督も「マスクをかぶったときの座りのよさ、ピッチャーへの優しい返球。あの存在は周りにもいい刺激になっている」と目を細めます。
攻守交替後に5安打を集中して逆転に成功しました。
第4クールに入って金子誠選手、糸井選手、小谷野選手が実戦に初登場。開幕へのカウントダウンが本格的に始まりました。